内藤がオカダに丸め込みで1カ月越しの雪辱!
ザックは鷹木に執念のレフェリーストップ勝ち!
決勝は内藤とザックの因縁対決が実現!
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3月26日(土)、大阪・大阪城ホールで『NEW JAPAN CUP 2022』第14戦が行なわれた。総勢48人が出場し、史上最大規模で開催された『NJC』もついに天王山。大阪城2連戦の初日はベスト4による準決勝を中心に、激闘が繰り広げられた。
第1試合は3.21長岡で共闘姿勢を見せた棚橋弘至とG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道)、そして6or9(田口隆祐&マスター・ワト)が、BULLET CLUB(バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&外道&石森太二&エル・ファンタズモ)と対決。序盤、棚橋&6or9がファンタズモにヒップバットを繰り出すと、そこにタマも加わり連携を披露。終盤、外道がメリケンサックでタマにボディブロー。するとセコンドの邪道が外道に襲いかかり、棚橋組の反則負けに。
第2試合は矢野通&石井智宏&真壁刀義vsタイチ&鈴木みのる&金丸義信。序盤、鈴木は遺恨が深まっている石井をスリーパーで失神寸前まで追い込む。石井は息を吹き返すと、鈴木とバチバチの攻防。終盤、金丸が矢野にウイスキー攻撃を狙う。だが、矢野はタイチに誤爆させると、すかさず金丸を横入り式エビ固めで丸め込みピンフォール勝ち。試合後、矢野はタイチにウイスキーを浴びせ、蹲踞(そんきょ)の姿勢を見せて挑発。
第3試合はエル・デスペラード&TAKAみちのく&DOUKIが、NEVER6人タッグ王者のSHO&EVIL&高橋裕二郎と対決。IWGPジュニアヘビーを巡り遺恨を深めている王者デスペラードとSHOは、互いを意識し丁々発止の攻防。EVILがTAKAをEVILで仕留めたあとも、デスペラードとSHOは挑発合戦を繰り広げた。
第4試合は後藤洋央紀が本隊の本間朋晃&タイガーマスクとトリオを結成し、#STRONGHEARTSのCIMA&T-Hawk&エル・リンダマンと激突。後藤は『NJC』3回戦(3.14高松)で惜敗を喫したCIMAに対し、力強い攻めを見せる。終盤、後藤組はT-Hawkに波状攻撃。しかし、#STRONGHEARTSは流れるような連携で一気に形成を逆転。最後はT-Hawkがウラジゴクからのナイトライドでタイガーを沈めた。
第5試合はYOSHI-HASHI&YOHvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン。YOSHI-HASHIは『NJC』3回戦(3.15岡山)で敗北したコブを意識し、攻撃を重ねていく。だが、UNITED EMPIREはパワフルなファイトで反撃。終盤、オーカーンはYOSHI-HASHIを王統流二段蹴りで場外に追いやると、最後はYOHをエリミネーターで撃沈。試合後、YOSHI-HASHIがIWGPタッグのベルトを掲げると、オーカーンは「後藤を連れてこい!」と挑発した。
第6試合は高橋ヒロム&BUSHIvsウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ。ゴング前、オスプレイはマイクをつかみ、3.21長岡の『NJC』準々決勝でザック・セイバーJr.に敗れた一戦が誤審だったことをアピール。すると、ヒロムが襲いかかり開戦。L・I・Jタッグはスピード感あふれる攻めを見せるが、UNITED EMPIREは重い攻撃でペースを握らせない。終盤、オスプレイがヒロムをプランチャで分断し、最後はヘナーレがStreets of RageでBUSHIを下した。試合後、退場時のヒロムをEVILが東郷と共に襲撃。『NJC』3回戦(3.18後楽園)で敗れたヒロムとの遺恨を再燃させた。
第7試合の『NJC 2022』準決勝は、昨年度のファイナリストである鷹木信悟と、2018年の『NJC』覇者であるザック・セイバーJr.が激突。ザックは鷹木の首を多彩な攻めで集中攻撃。だが、念願の初優勝を目指す鷹木も徹底抗戦。ザックは激しい攻防の中で脇腹を痛めてしまう。終盤、ザックはラスト・オブ・ザ・ドラゴンを切り抜けると、飛びつきスリーパーを仕掛ける。すると鷹木はその状態でコーナーに上り背後に倒れ込んで脱出を狙うが、ザックは離さずさらに締め上げる。ついに鷹木の動きが止めると、レフェリーが試合をストップ。ザックが執念で勝利をつかんだ。
メインイベント(第8試合)は『NJC 2022』準決勝、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカと内藤哲也の黄金カードが実現。今年の2.20札幌のIWGP世界ヘビー級王座戦で惜敗を喫している内藤は、膝と首を攻めわけてダメージを蓄積させる。しかし、王者としての優勝を狙うオカダも一歩も引かず応戦する。試合が佳境に入ると、内藤はスターダストプレスを繰り出すが、オカダは寸前で回避。そこから大技を巡る攻防を経て、スリリングな丸め込みの応酬に。最後は内藤がポルポ・デ・エストレージャで技アリの3カウントを奪取。オカダに1カ月越しのリベンジを果たした。この結果、明日の3.27大阪城での決勝は、内藤とザックが対峙することに。
試合後、内藤は昨年9月の『G1 CLIMAX』大阪大会でザックに敗れたことを振り返ると、「そのときの借りを返し、明日俺が『NJC』で優勝する姿を、みなさま楽しみにお待ちください」とアピールした。
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