オカダがオスプレイを撃破しIWGP世界ヘビーを死守!
棚橋がKENTAとの極限の戦いに勝ちUSヘビー奪還!
内藤はコブ、SANADAはオーカーンに勝利!
鈴木が乱戦を制し「KOPW2020」保持者に!
H.o.Tは無法ファイトでNEVER6人タッグ防衛!
三つ巴のIWGPジュニアタッグは王者が防衛!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
1月5日(水)、年間最大のビッグマッチ『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』が開催された。ドーム二連戦の二日目も、初日に続いて激闘が繰り広げられた。
メイン(第8試合)では昨日、鷹木信悟を撃破しIWGP世界ヘビー級王者となったオカダ・カズチカが、“リアルIWGP世界ヘビー級王者”を自称するウィル・オスプレイを相手に初防衛戦。かつて兄弟分、現在は宿敵同士となった両者は、ドームにふさわしいスケール感の大きな攻防を展開。オスプレイは設営用のセットをよじ上り、決死のラ・ケブラーダを炸裂。だが、負けじとオカダも場外でツームストンパイルドライバーを敢行し、共に一歩も下がらない。さらにはオカダがストームブレイカー、オスプレイがレインメーカーと、互いの技を繰り出して意地を真っ向からぶつけ合う。終盤、オカダはヒドゥン・ブレイドをドロップキックで食い止めると、最後は開脚式のツームストンパイルドライバーから渾身のレインメーカーでオスプレイを撃沈。紙一重の戦いを制し、IWGP世界ヘビー初防衛に成功した。
試合後、内藤哲也が次期挑戦をアピールすると、オカダも「50周年にふさわしいんじゃないでしょうか」と呼応。そして、オカダは新日本の創始者であるアントニオ猪木さんに「新日本のリングに上がってくれるのを待ってます」とメッセージを送ると、最後は涙で50周年に向けての決意を表明し、大会を締めくくった。
第7試合のIWGP USヘビー級選手権試合ノーDQマッチでは、王者KENTAが前王者・棚橋とリマッチ。反則裁定ナシの王座戦は、序盤からさまざまなアイテムが飛び交う大乱戦に。終盤、KENTAはテーブルの上に雪崩式ファルコンアローを炸裂。棚橋の動きが止まると、KENTAは巨大ラダーをリング上に設置。そして棚橋を新たなテーブルの上に寝かせ、ラダー上からダイビングフットスタンプを狙う。だが、起き上がった棚橋がラダーを揺らすと、KENTAは巨大なゴミ箱の上に落下し、顔面から流血。今度は棚橋がKENTAをテーブルに設置し、ラダー上から驚愕のハイフライフローを炸裂。グロッキー状態のKENTAから3カウントを奪取した棚橋が、USヘビー奪還に成功した。
第6試合はスペシャルシングルマッチ、内藤哲也vsジェフ・コブ。内藤はインサイドワークを駆使してコブを崩しにかかる。だが、コブは場外でランニング式のブレーンバスターを食らわせ、内藤に大ダメージを与える。その後もコブはパワフルな攻撃で追い詰めるが、内藤もヒザ攻めで徹底抗戦。終盤、内藤の雪崩式フランケンシュタイナーを、コブはパワーボムで切り返す。そこからコブは怒涛の畳み掛けを見せるも、内藤はツアー・オブ・ジ・アイランドをバレンティアで切り返すと、最後はデスティーノを炸裂。怪物コブから辛勝を収めた。
第5試合のスペシャルシングルマッチではSANADAとグレート-O-カーンが激突。両者は序盤からテクニカルな攻防を展開。オーカーンは見事なプランチャまで繰り出す。終盤、オーカーンはSANADAのラウンディング・ボディプレスを両ヒザを立てて回避。そして、セカンドロープから相手のお株を奪うようにムーンサルトプレスを炸裂。そしてとどめのエリミネーターを狙うも、切り抜けたSANADAがジャパニーズレッグロールクラッチで技アリの3カウントを奪取した。
第4試合ではNEVER無差別級6人タッグ王者の“HOUSE OF TORTURE”EVIL&裕二郎&SHO組が、CHAOSの後藤&YOSHI-HASHI&YOHを相手に防衛戦を敢行。試合はCHAOSが入場するH.o.Tに仕掛けるかたちでスタート。だが、H.o.Tもダーティーファイトで応戦し、試合が佳境に入るとYOHを孤立させる。だが、石井智宏が援護射撃。形勢逆転に成功すると、YOHはSHOにDIRECT DRIVEを狙う。だが、EVILが背後からローブローを見舞うと、すかさずSHOがYOHをレンチで殴りつけ3カウントを強奪。試合後、怒りの後藤&YOSHI-HASHIが再戦を要求。するとEVILは、後藤&YOSHI-HASHIの保持するIWGPタッグに、裕二郎と挑戦することを交換条件として突きつけた。
第3試合は『KOPW 2022』決定戦4WAYマッチ、矢野通vs鈴木みのるvsCIMA(GLEAT)vsチェーズ・オーエンズ。前日の「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーを勝ち抜いた4人は、攻守が激しく入れ替わる乱戦を展開。終盤、CIMAがオーエンズにメテオラを決めるも、カバーは鈴木がスリーパーでカット。すると、矢野が鈴木とCIMAに対してローブローをお見舞い。だが、続く丸め込みを切り抜けた鈴木が、矢野をゴッチ式パイルドライバーで沈めて「KOPW2020」保持者に。試合後、矢野はスキをついて鈴木を手錠でトップロープにつなぎ、両者の遺恨が深まる事態に。
第2試合は人気女子プロレス団体・スターダムによるタッグマッチ、岩谷麻優(STARS)&スターライト・キッド(大江戸隊) vs中野たむ(COSMIC ANGELS)&上谷沙弥。スターダムの精鋭たちは序盤から激しく、華麗なファイトを展開。それぞれが持ち味を発揮する中、最後は上谷がスタークラッシャーからのフェニックス・スプラッシュでキッドにフォール勝ちを収めた。
第1試合はIWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチとして、王者ロビー・イーグルス&タイガーマスク組が石森太二&エル・ファンタズモ組、田口隆祐&ロッキー・ロメロ組を相手に防衛戦。三つ巴の王座戦は序盤から混戦模様に。終盤、イーグルスはファンタズモのサドンデスを石森に誤爆させる。そして4人がかりでファンタズモの疑惑のリングシューズから、鉛のような金属を発見し、退場に追いやる。邪魔者がいなくなったリング上、最後はイーグルスがロッキーからロン・ミラー・スペシャルでギブアップ勝ちをスコア。王者組が初防衛に成功した。
そのほか、第0試合として三つの試合が行なわれ、真壁刀義&永田裕志&本間朋晃組はバッドラック・ファレ&外道&邪道組に勝利。天山広吉&小島聡&マスター・ワトvsエル・デスペラード&金丸義信&TAKAみちのくは、ワトがIWGPジュニアヘビー級王者のデスペラードから価値あるギブアップ勝ちをゲット。鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIvsタイチ&ザック・セイバーJr.は、鷹木が奮闘の光ったDOUKIをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。
また、第4試合終了後には、1.8横浜アリーナで新日本プロレスと全面対抗戦を行なうプロレスリング・ノアの全選手がリングイン。清宮海斗と拳王がマイクで宣戦布告した。そこに鷹木がヒロムとBUSHIと共に現れ、拳王と火花を散らした。
★『飯伏幸太の世界』元旦SP!! 「飯伏少年のキケンなお正月!? IWGP世界ヘビー戦を独自予想!ノアの清宮選手に仰天アドバイス!
【“加入月”無料!】話題沸騰! スマホサイトの“プレミアムプラン”! 飯伏選手、オーカーン選手、清野アナのPodcast番組が絶賛配信中!