鷹木がザックとの激闘を制し世界ヘビーを死守!
オカダはタマに雪辱を果たし権利証を防衛!
棚橋との接戦を制したKENTAがUSヘビー戴冠!
デスペがイーグルスから意地のIWGPジュニア奪還!
矢野はアマレスマッチでオーカーンを下しKOPW防衛!
HOTがCHAOSからNEVER6人タッグ王座を強奪!
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11月6日(土)、大阪府立体育会館で毎秋恒例のビッグマッチ『POWER STRUGGLE』が開催された。4つのタイトルマッチ、2つの争奪戦など、全9試合にわたり激闘が繰り広げられた。
オープニングマッチでは大岩陸平&藤田晃生組が、金丸義信&DOUKI組にチャレンジ。ヤングライオンタッグはコンビプレーも披露し、果敢に攻め込む。だが、鈴木軍タッグをおびやかすには至らず、最後は金丸が逆エビ固めで藤田を仕留めた。
第2試合は真壁刀義&本間朋晃のG・B・Hタッグがタイガーマスクとトリオを結成し、タンガ・ロア&外道&邪道組と対峙。邪道&外道は小気味いいチームプレーでかく乱。終盤、本間がブレーンバスターを狙うも、こらえたロアは逆に担ぎ上げ、一気にエイプシットで撃沈した。
第3試合は永田裕志&田口隆祐&マスター・ワト組とSANADA&高橋ヒロム&BUSHI組による6人タッグ。『BEST OF THE SUPER Jr.』を見据え、ジュニア戦士たちはスピーディーな攻防を展開。ヒロムと田口のモンゴリアンチョップを巡る攻防に、SANADAが加わる場面も。最後は田口のオーマイアンドガーアンクルを切り抜けたSANADAが、電光石火のオコーナーブリッジで3カウントを奪取した。
第4試合ではNEVER6人タッグ王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組が、“HOUSE OF TORTURE”のEVIL&高橋裕二郎&SHO組を相手に10度目の防衛戦。HOUSE OF TORTUREはセコンドのディック東郷の介入をはじめ、無法殺法を全開。CHAOSも連携攻撃で応戦し、終盤には後藤&YOSHI-HASHIがEVILに消灯を炸裂。だが、東郷が妨害し、これは幻の3カウントに。混戦模様の中、SHOはYOSHI-HASHIをスパナで殴打。すかさずEVILがYOSHI-HASHIをEVILで沈め、HOTが王座を強奪した。試合後もHOTがCHAOSを蹂躙すると、YOHが救助に駆けつけ一掃。YOHはSHOとにらみ合いを繰り広げた。
第5試合は「KOPW 2021」保持者の矢野通が、その称号の争奪戦としてグレート-O-カーンを迎え撃った。試合のルールはファン投票により、矢野が提案した「アマチュアレスリングマッチ」に決定。アマレスのコスチュームに身を包んだ両者は、ポイント制で白熱の攻防を展開。終盤、華麗な投げを見舞った矢野が6-5で勝利するも、試合後にオーカーンとヘナーレが襲撃。オーカーンは矢野を腹いせのエリミネーターでKOすると、レフェリーを務めた永田裕志に毒づいてから退場した。
第6試合ではIWGPジュニアヘビー級王者のロビー・イーグルスが、前王者のデスペラードとリマッチ。10.26後楽園でイーグルス&タイガーマスク組にIWGPジュニアタッグを奪われているデスペラードは、相手のヒザに集中攻撃。だが、イーグルスも同じくヒザ攻めで徹底抗戦。共に意地をぶつけ合う中、イーグルスはヒザへのワープ4.5を繰り出すが、デスペラードはヒザを突き立てて迎撃。それでもイーグルスはしつこくロン・ミラー・スペシャルを見舞うも、デスペラードは終盤に丸め込みで切り返す。これをイーグルスがはねのけた瞬間、デスペラードは狙いすましたヌメロ・ドスで捕獲。そのまま締め上げてギブアップを奪い、執念の王座奪還に成功した。
第7試合ではIWGP USヘビー級王者の棚橋弘至が、KENTAを相手に二度目の防衛戦。前哨戦でベルト持ち逃げを仕掛け、棚橋を揺さぶってきたKENTAは、試合中もベルトを手に下がろうとする。すかさず棚橋が追いかけるも、KENTAは花道でパワースラムを炸裂。心理的駆け引きで挑戦者を追い込んでいく。だが、棚橋も終盤、場外でスリングブレイドを見舞うと、場外の机に設置したKENTAに対してトップロープからハイフライフローを炸裂する。そして、リングに戻ってとどめのハイフライフローを繰り出すが、KENTAはヒザの剣山で回避。ここから試合は加速し、棚橋のスリングブレイド切り抜けたKENTAは、相手の顔面を金具むき出しのコーナーに叩きつけると、すかさずgo 2 sleepにつないで3カウントを奪取。念願のUSヘビー新王者に君臨した。
セミファイナル(第8試合)では東京ドーム・IWGP世界ヘビー挑戦権利証保持者のオカダ・カズチカが、『G1』公式戦で唯一黒星を喫したタマ・トンガを相手に争奪戦を敢行。序盤はオカダがペースを握るも、タマは花道でのトンガンツイストを決めると、ここから猛反撃。オカダのお株を奪うツームストンパイルドライバーを炸裂する。だが、DSDやガンスタンはオカダが回避。ならばとタマはヴェレノで飛びかかるも、オカダは空中で捕らえて開脚式のツームストンパイルドライバーを食らわす。すかさずレインメーカーにつなぎ、粘るタマの息の根を止め、権利証を守り抜いた。
メイン(第9試合)ではIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟がベルトを賭けて、IWGPタッグ王者のザック・セイバーJr. を迎撃。今年の『G1』公式戦(9.23大田)で鷹木を下しているザックは、序盤から多彩なテクニックで王者を切り崩しにかかる。鷹木も気合いの攻めで対抗し、攻守が激しく入れ替わる接戦に。終盤、ザックはザックドライバーで突き刺すと、さらに三角締めで追い込んでいく。だが、鷹木は強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂。ここから攻防はさらに熱を帯び、ザックはドラゴンスリーパーで捕獲。しかし、鷹木は切り返して鷹木式GTRを決めると、さらにパンピングボンバー。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンでザックを撃破し、ベルトを死守した。
試合後、挑戦権利証保持者のオカダが宣戦布告すると、鷹木は「『G1 CLIMAX』のチャンピオンか、IWGP世界ヘビー級チャンピオンか、どっちが強いか決めようぜ!」と呼応した。
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