鷹木が石井との死闘を制す!
ザックは内藤にギブアップ勝ち!
矢野はKENTAに技アリの3カウント!
オーカーンはロアを豪快に退治!
裕二郎は飯伏から価値ある勝利!
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9月18日(土)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で『G1 CLIMAX 31』が開幕戦を迎えた。今大会ではAブロック公式戦(一戦目)が行なわれた。
メイン(第6試合)はIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟とNEVER6人タッグ王者の石井智宏による公式戦。真っ向勝負が信条の両雄は、開始のゴングと同時に激しい乱打戦を展開。その後も合わせ鏡のような応酬を繰り広げ、意地をぶつけ合う。終盤、壮絶な打撃の応酬となり、鷹木はヘッドバットで石井の動きを止めると、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンにつなぎ死闘に終止符を打った。
試合後、鷹木は「IWGP王者は『G1』を制覇できない? 過去に二人いるんだろ。だったら、三代目の世界王者が三人目の快挙を成し遂げてやろうじゃねえか!」と、堂々と優勝を宣言した。
第5試合の公式戦では内藤哲也とIWGPタッグ王者のザック・セイバーJr.が激突。両者は序盤からテクニカルな攻防を繰り広げる。ザックのヒザ攻めに対し、内藤もインサイドワークで対抗。ザックドライバーをデスティーノで切り返すと、とどめのデスティーノを狙う。しかし、これを回避したザックはインディアンデスロック&アームバーの複合関節技(YES! I AM A LONG WAY FROM HOME)で捕獲し、内藤から鮮やかなギブアップ勝ち。7.23大阪府立のシングルマッチのリベンジを果たした。
第4試合の公式戦は「KOPW 2021」保持者の矢野通とKENTAが対決。クセ者同士の一戦は一瞬も目の離せない“プロレス頭”の競い合いに。終盤、KENTAは矢野の両手首をテーピングでグルグル巻きにし、リング下に放り込んでリングアウト勝ちを狙う。だが、矢野はKENTAのスキをついてリングに生還すると、急所蹴りからの丸め込みでまんまと勝利をスコア。
第3試合の公式戦はグレート-O-カーンとタンガ・ロアの初出場同士による対決。大型ファイターの両者は迫力ある肉弾戦を展開。しかし、随所で邪道が介入する。終盤、オーカーンはピンチに陥るも、ロアのエイプシットを切り抜けると、一気にエリミネーターを決めて3カウントを奪取した。
第2試合の公式戦は前人未到の『G1』三連覇を目指す飯伏幸太が、高橋裕二郎と対峙。裕二郎はケインでラフファイトを仕掛けるが、飯伏は正攻法で反撃。そして、とどめのカミゴェを狙うも、これをしのいだ裕二郎はローブローでひるませ、初公開のBIG JUICEを炸裂。この一撃で飯伏を沈め、価値ある勝利を収めた。
オープニングマッチでは“ヤングライオン”大岩陵平が、HOUSE OF TORTUREのSHOにチャレンジ。大岩は気合いの攻撃を見せるも、SHOは場外のラフファイトで翻弄。最後はスネークバイトで危なげなく勝利を収めた。