棚橋が盟友・柴田との絆でKENTAに激勝!
そしてIWGP世界ヘビー級王座戦への準備をアピール!
EVILは無法殺法全開で石井にシングル初勝利!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
7月24日(土)、愛知・愛知県体育館大会で映画『ゴジラvsコング』Presents 『SUMMER STRUGGLE in NAGOYA』が開催された。
第1試合は7.25東京ドームのIWGPジュニアヘビー級王座戦で雌雄を決する挑戦者のロビー・イーグルスと王者エル・デスペラードが、それぞれSHO&YOH、金丸義信&DOUKIとトリオを結成して前哨戦。BULLET CLUBはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けると、その後はYOHを狙い撃ち。だが、CHAOSも挽回し、最後はデスペラードのロコ・モノをかわしたイーグルスが、巧みに丸め込んで3カウントを奪取。屈辱のフォール負けを喫したデスペラードは、試合後にイーグルスのヒザに非情のイス攻撃を浴びせた。
第2試合は7.25東京ドームのIWGPジュニアタッグ王座戦(挑戦者・田口隆祐&ロッキー・ロメロvs王者・石森太二&エル・ファンタズモ)の最終前哨戦として、両チームにそれぞれ後藤洋央紀&YOSHI-HASHI、高橋裕二郎&邪道が加わり対決。田口組は息の合った連携で場内を沸かす。終盤、邪道をオーマイアンドガーアンクルで捕らた田口に対し、ファンタズモがサドンデスを狙うも、ロッキーがヒップアタックで阻止。そのまま田口は締め上げ、邪道からギブアップ勝ちをスコア。試合後、石森&ファンタズモが襲いかかるも、田口&ロッキーは撃退。両軍が明日の決戦に向け火花を散らした。
第3試合は7.25東京ドームで一騎打ちを果たすオカダ・カズチカとジェフ・コブが、それぞれ矢野通、グレート-O-カーンを伴い最終前哨戦。ここまでの前哨戦で連敗中のオカダは、ゴングを待たずにコブに仕掛け、その後も地元の応援を背に力強い攻めを見せる。終盤、場外戦に雪崩込むと、矢野がリング下に設置していた手錠でオーカーンの手首をつなぎ、まんまとリングアウト勝ちをスコア。試合後、コブはオカダを襲撃。しかし、オカダは打点の高いドロップキックでコブを場外まで吹っ飛ばした。
第4試合は当初、7.25東京ドームのIWGP世界ヘビー級王座戦の最終前哨戦として、挑戦者の飯伏幸太と王者の鷹木信悟が、それぞれマスター・ワト、BUSHIをパートナーに対戦予定だったが、飯伏が誤嚥性肺炎により欠場。3大会連続で代役を務める本間は、鷹木相手に真っ向勝負を挑む。ワトもL・I・Jタッグにノータッチ式トペ・コンヒーロを放ち見せ場を作るが、最後は鷹木のMADE IN JAPANの前に散った。試合後、鷹木は「明日、どうなろうと、タイトルマッチはやるからな!」と、放送席に告げてから退場。
第5試合では遺恨抗争を繰り広げている石井智宏とEVILが危険な一騎打ち。石井は序盤から怒りをぶつけるように猛攻を見せるが、随所で東郷が介入。それもはねのけ、石井はとどめの垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、EVILはしのぐとレフェリーを巻き添えにし、無法状態を作る。すると裕二郎が乱入し、ケインで襲いかかる。石井は回避するも、EVILが背後からローブロー。すかさず裕二郎はピンプジュースで石井の動きを止め、最後はEVILがEVIL葬。なりふり構わないダーティーファイトで、石井からシングル初勝利を収めた。
メイン(第6試合)では棚橋弘至とKENTAが激突。7.10真駒内の6人タッグをきっかけに遺恨が再燃した両者にとって、昨年の11.7大阪のIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦以来となるシングルマッチ。特別解説の柴田勝頼が放送席で見つめる中、KENTAは持ち前のインサイドワークで試合の主導権を握ろうとする。だが、棚橋もヒザ攻めで徹底抗戦。go 2 sleepもドラゴンスクリューで切り返す。だが、KENTAは棚橋の攻撃をレフェリーを盾にしてしのぐと、ローブローをお見舞い。そして、棚橋に壊されたと豪語するブリーフケースを取り出し、棚橋の脳天に一撃。すると柴田がリングに上がり、KENTAにキック一閃。ここから試合は加速し、棚橋は柴田を彷彿とさせる低空ドロップキックをKENTAにヒット。そして最後は棚橋がハイフライフローの二連発で激勝。
試合後、棚橋は放送席の柴田とガッチリ握手。そしてエアギターを披露すると、「最後に~……、一つだけ言わせてください。明日、東京ドーム大会、メインイベント。まだ飯伏が出られるかわからない状態です。なので、一個アピールしといていいですか? 準備できてま~す! 名古屋のみなさん、愛してま~す!!」と、明日のIWGP世界ヘビー級王座戦を見据えたコメントと共に、大会を締めくくった。