7.25ドームのIWGPタッグ前哨戦、シングル二番勝負!
SANADAvsザックはダブルフォールで引き分けに!
タイチが内藤との真っ向勝負に激勝!
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7月22日(木・祝)、大阪府立体育会館・第1競技場(エディオンアリーナ大阪)二連戦の初日として、映画『ゴジラvsコング』Presents 『SUMMER STRUGGLE in OSAKA』が開催された。
第1試合は7.25東京ドームでIWGPジュニアヘビー級王座戦で対峙する挑戦者イーグルスと王者デスペラードが、それぞれSHO&YOH、金丸義信&DOUKIとトリオを結成して激突。ここまでの前哨戦は同一カードで二度行なわれ、いずれもイーグルスが勝利をスコア。しかし、今回はデスペラードが王者の意地を発揮。鈴木軍が相手チームを分断すると、最後はデスペラードがYOHに対し、レフェリーのブラインドをついたロコ・モノからピンチェ・ロコにつないでフォールを奪った。
第2試合は棚橋弘至&石井智宏&YOSHI-HASHIvsKENTA&EVIL&高橋裕二郎。7.24愛知で一騎打ちを果たす棚橋とKENTA、石井とEVILのダブル前哨戦は、BULLET CLUBが悪のチームプレーで攻め立てる。棚橋が石井の身代わりになる場面も。その二人が終盤には連携を披露。最後は棚橋がハイフライフローで裕二郎から鮮やかなフォール勝ち。
第3試合はオカダ・カズチカ&後藤洋央紀vsジェフ・コブ&グレート-O-カーン。7.25東京ドームの一騎打ちに向け、オカダとコブはヒートアップ。コブは相手のお株を奪う打点の高いドロップキックをヒットする。終盤、コブは後藤と激しい技の読み合いを展開。そして、後藤が追走式ラリアットを狙うと、コブはカウンターで抱え上げて一気にツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂。オカダに見せつけるように3カウントを奪取した。
第4試合は7.25東京ドームのIWGP世界ヘビー級王座戦の前哨戦として、挑戦者の飯伏幸太と王者の鷹木信悟が、それぞれマスター・ワト、BUSHIをパートナーに対戦予定だったが、飯伏が誤嚥性肺炎により欠場。代役出場となった本間朋晃は、鷹木に対して気合いの攻めを見せる。だが、鷹木は真っ向から受け止めて貫禄のファイト。終盤、ワトが丸め込みを連発するも、切り抜けた鷹木は豪快なパンピングボンバーで快勝を収めた。
そして、セミ(第5試合)とメイン(第6試合)では、7.25東京ドームのIWGPタッグ王座戦の前哨戦として、挑戦者・内藤哲也&SANADA組と王者・タイチ&ザック・セイバーJr.組がシングル二番勝負。
まずセミはSANADAvsザック。これまで幾度となく対戦し、ハイレベルなテクニック合戦を繰り広げてきた両者は、今宵も目まぐるしい攻防を展開。SANADAのヒザ攻めに対し、ザックも腕に集中攻撃を見舞い、意地をぶつけ合う。終盤、SANADAはザックのヒザ裏にラウンディング・ボディプレスを見舞い、4の字固めを狙う。ザックは回避して丸め込むも、SANADAはオースイスープレックスで切り返す。だが、ザックが両足でSANADAの胴体を押し付けると共に肩がついた状態となり、海野レフェリーが3カウントを数え結果はダブルフォール(両者引き分け)に。
続くメインでは内藤とタイチが激突。内藤は持ち前のインサイドワークで緩急自在の攻めを見せる。だが、タイチも鋭い打撃、さらに内藤のコリエンド式デスティーノをパトリオットボムで切り返すなど“90年代全日本”を彷彿とさせる技で対抗。終盤、タイチはブラックメフィストを狙うも、内藤はロープをつかんで食い止めると、その状態から旋回してタイチの頭部をマットに突き刺す。そしてデスティーノを狙うが、タイチはこらえて執念のブラックメフィストを炸裂。混戦模様の中、タイチはシコを踏んでのカチ上げエルボーから高角度バックドロップで内藤の動きを止め、最後は天翔十字鳳→ブラックメフィストの必勝パターンで激勝。
試合後、明日行なわれる相手を入れ替えてのシングル二番勝負に向け、ザックが「アシタ、タノシミヨ」と内藤に告げれば、タイチはSANADAに「SANAやん、明日はオマエが同じ目に遭うんだ」と宣戦布告した。