ロッサーが一瞬の丸め込みでクレイトスを退け『NJC』出場権を獲得!
しかし、ヒクレオが乱入してクレイトスの報復を手助け!
そして、トーナメント1回戦での対決をロッサーに要求!
「Road to STRONG STYLE EVOLVED」第2戦として開催された『NJPW STRONG』エピソード31。今回も「NEW JAPAN CUP USA 2021」の出場権を懸けた予選試合が行われた。
まずは、NJPW連合軍のジョーダン・クリアウォーターとBULLET CLUBのヒクレオが対決。203cmの巨体を誇るヒクレオがゴング直後から破壊的なパワーを発揮し、クリアウォーターを圧倒した。
終盤はクリアウォーターの反撃を許したヒクレオだったが、目の覚めるようなパワースラムで叩きつけると、最後はサモアンドライバーでとどめ。危なげなくトーナメント出場を決めた。
そしてメインイベントは、NJPW連合軍のフレッド・ロッサーとTEAM FILTHYのJRクレイトスが激突する好カードが実現。クレイトスがパワーのみならずジャンピングハイキックなどの身軽な攻撃を繰り出し、その実力を見せつける。
終盤はエプロン上の攻防となり、クレイトスがジャンピングニーアタックからのローリングラリアットで勝利を引き寄せる。ところが、ロッサーが一瞬のスクールボーイ(横入り式エビ固め)で丸め込み、逆転の3カウントを奪った。
すると、試合後にヒクレオが乱入し、背後からロッサーを急襲。そこから引き継ぐ形でクレイトスがローリングラリアットでロッサーに報復し、予想外の“協力関係”が生まれた。
そして、クレイトスが去ったあと、ヒクレオがチョークスラムでロッサーにダメ押し。完全に沈黙したロッサーに対してマウントエルボーを連打すると、『NJC』1回戦での対決を迫った。
このほか、オープニングマッチには、絶不調のバレット・ブラウンが登場。エイドリアン・クエストとタッグを組み、リーガルツインズのスターリング&ローガンと対戦した。
ところが、クエストとの連携に乱れが生じ、口論している隙を突かれてローガンに3カウントを奪われるという最悪の展開。スランプ脱出がさらに遠のいた印象を残してしまった。
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