飯伏がデスペラードとの至高の王者対決に激勝!
オーカーンが内藤のヒザを破壊し一回戦突破!
コブは小島との肉弾戦に豪快勝利!
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3月4日(木)、日本武道館でビッグマッチ『旗揚げ記念日』が開催された。
メイン(第6試合)では飯伏幸太が保持するIWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル王座に、IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが挑戦。この試合の勝者が初代IWGP世界ヘビー級王者に認定され、4.4両国で『NEW JAPAN CUP』覇者を初防衛戦で迎え撃つことに。
両者は2014年の2.11大阪でIWGPジュニアヘビー級王座を懸けて対戦し、そのときは王者・飯伏が完勝。それから7年のときを経て、躍進を遂げたデスペラードは、ヒザ攻めを軸に猛攻。飯伏も鋭い打撃で真っ向から応戦し、デスペラードのロコ・モノに対し、ハイキックで相打ちに持ち込む。終盤、デスペラードは飯伏のカミゴェをヌメロ・ドスに切り替え、あわやの場面を作り出す。だが、飯伏は意地のカミゴェを打ち抜き、デスペラードの野望を粉砕。
試合後、飯伏は「もっとすごい世界のベルトにしたいと思います。僕は逃げない、負けない、あきらめない! そして裏切らない!」と高らかに宣言した。
セミ(第5試合)の『「NEW JAPAN CUP』一回戦では、内藤哲也とグレート-O-カーンが注目の初対決。2.28大阪城でのタイトルマッチで惜敗を喫している両者にとって、この『NJC』は再浮上を懸けた戦いに。内藤は序盤から相手を挑発しながら、インサイドワークを駆使して攻めていくが、オーカーンも徹底抗戦。内藤のトルネードDDTをこらえ、そのまま力尽くでマットに叩きつけて右ヒザに大ダメージを与えると、そこから負傷箇所をロックオン。オーカーンは内藤のデスティーノをしのぐと、ヒザ十字固めで捕獲。そのまま絞り上げ、内藤の動きが止まるとついにレフェリーが試合をストップ。オーカーンが二回戦にコマを進めた。
第4試合の『NEW JAPAN CUP』一回戦は小島聡vsジェフ・コブ。2.28大阪城のタッグマッチ(天山&小島vsウィル・オスプレイ&コブ)で小島は渾身のラリアットでコブを撃破。その因縁を引きずるかたちで組まれた一戦は、激しい肉弾戦に。コブはひさびさにその場飛びムーンサルトプレスを繰り出すと、さらに小島のお株を奪うマシンガンチョップ。だが、小島も相手の意表をつくシャイニングウィザードを敢行。終盤、ラリアットの相打ちに競り勝った小島は、とどめのラリアットへ。しかし、コブがカウンターのツアー・オブ・ジ・アイランドを決めて激勝。
第3試合はCHAOS(オカダ・カズチカ&石井智宏&SHO)とL・I・J(鷹木信悟&SANADA&BUSHI)の6人タッグ。3.6大田の『NJC』一回戦で対峙するオカダと鷹木、同じく3.9岡山で激突する石井とSANADAのダブル前哨戦は、互いに意地をぶつけ合う。最後はSHOがBUSHIをショックアローで撃沈。試合後、鷹木はオカダの腰に施されたテーピングを指さして挑発。石井とSANADAは静かに視殺戦を繰り広げたのち、打撃の応酬を見せた。
第2試合は本隊(棚橋弘至&ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&トーア・ヘナーレ&田口隆祐)とBULLET CLUB(EVIL&KENTA&チェーズ・オーエンズ&ジェイ・ホワイト&石森太二)の10人タッグ。『NJC』一回戦で対峙するジュースとKENTA(3.6大田)、フィンレーとオーエンズ(3.10福知山)、ヘナーレとジェイ(3.10福知山)のトリプル前哨戦となり、そこに『NJC』のシード選手となる棚橋とEVIL、さらにジュニアの実力者である石森と田口が加わった一戦は、ひさびさ登場の“フィンジュース”が躍動。終盤、田口は分断作戦を指示。しかし、ドラゴンリングインをした瞬間、EVILのEVILをモロに受け、試合は唐突な幕切れに。
第1試合は後藤洋央紀&本間朋晃&ゲイブリエル・キッド&マスター・ワトvsタイチ&鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&DOUKI。『NJC」一回戦(後藤vsタイチ=3.5後楽園、本間vs鈴木=3.6大田、ゲイブリエルvsザック=3.7山梨)のトリプル前哨戦は、それぞれが相手を意識した攻防を展開。ゲイブリエルが追い込まれるも、最後は後藤がDOUKIを牛殺しからのGTRで粉砕した。
また、休憩前(第3試合後)には5月15日に初進出となる横浜スタジアム大会、さらに5月29日には今年三度目となる東京ドーム大会を開催することが電撃発表された。