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オカダが渾身のレインメーカーでEVILを撃破！
試合後、『NEW JAPAN CUP』優勝とIWGP奪還を宣言!!
ジェイは粘る石井をブレードランナー葬！
矢野は策士オーエンズを退けKOPW2021死守！
IWGPタッグの前哨戦は1勝1敗の痛み分け！
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2月27日（土）、ビッグマッチ『CASTLE ATTACK』大阪城ホール二連戦が初日を迎えた。
第1試合は2.28大阪城でNEVER無差別級王座戦で激突する王者・棚橋弘至と挑戦者グレート-O-カーンが、それぞれ天山広吉&小島聡、ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブとトリオを結成して最終前哨戦。終盤、モンゴリアンチョップを躊躇した天山に、オスプレイ&オーカーンが王統流二段蹴り&サイレント・ウィスパーの合体攻撃。続いてオーカーンは棚橋をエリミネーターで排除。最後はUNITED EMPIREが合体オスカッターで小島を仕留めた。
第2～3試合は2.28大阪城でIWGPタッグ王座戦を行なう王者G.o.D（タマ・トンガ&タンガ・ロア）と後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が、最終前哨戦としてシングル二番勝負。
まず、第2試合ではYOSHI-HASHIとロアが対峙。ロアはパワーを軸にYOSHI-HASHIを痛めつける。YOSHI-HASHIは大苦戦を強いられるが、スワントーンボムからバタフライロックで捕獲。ここで邪道が乱入するも、YOSHI-HASHIは同士打ちを誘う。そしてカルマを狙うが、場外にタマが現れる。YOSHI-HASHIが気を取られると、スキをついてロアがエイプシットを見舞い、まずはG.o.Dが勝利。
試合後もG.o.DがYOSHI-HASHIを蹂躙していると、後藤が駆けつけ、そのまま第3試合になだれ込む。後藤とタマは激しい技の読み合いを展開。タマはトンガンツイストとヴェレノを決めるが、ガンスタンは後藤が回避。そして、後藤は牛殺しのモーションからGTRを炸裂させ、タマを撃沈。IWGPタッグの前哨戦は1勝1敗の痛み分けに。
第4試合では「KOPW 2021」保持者の矢野が、虎の子のトロフィーを賭けてチェーズ・オーエンズを迎撃。ルールはファン投票の結果、矢野提案の“YTR式テキサス・ストラップマッチ”（両選手の手首をテキサス・ストラップで繋ぎ、4つ目のコーナーパッドを外した選手が勝者）に決定。両者はストラップを巧みに利用し、頭脳戦を展開。最後は矢野が鬼殺しでオーエンズの動きを止めたスキに、4つ目のコーナーパッドを外してトロフィーを守り抜いた。
第5試合では石井とジェイがシングルで激突。ジェイは悪のインサイドワークで主導権を握ろうとする。脇腹への集中攻撃で苦しい戦いとなった石井だが、持ち前のタフネスで徹底抗戦。終盤、外道の乱入、ジェイのローブローを回避した石井は猛攻を見せる。だが、ジェイは技の読み合いから一気にブレードランナーを炸裂させて3カウントを奪取。天敵・石井からシングル初勝利を収め、喜びを爆発させた。
メイン（第6試合）はオカダ・カズチカとEVILが危険な一騎打ち。1.6TDCの10人タッグで、昨年の『NEW JAPAN CUP』の遺恨が再燃した両者は、前哨戦で激しい抗争を展開。ついに迎えた決着戦、両者は序盤からヒートアップ。EVILはダーティーファイトを軸に攻め立てるが、オカダも意地を見せる。しかし、EVILはレフェリー不在の無法状態を作り出すと、東郷がスポイラーズチョーカーで乱入。だが、オカダはツームストンパイルドライバーで排除。混戦模様の中、EVILは急所蹴りを繰り出すが、オカダも急所蹴りで応戦。ここから大技の応酬となり、オカダは変形のツームストンパイルドライバーでEVILの動きを止めると、最後は渾身のレインメーカーで激勝。
試合後、オカダは「そろそろ、IWGPの戦いにいっていいよね！ しっかり『NEW JAPAN CUP』優勝して、IWGPヘビーのベルトを獲って、また新日本プロレス、盛り上げていきたいと思います！」と高らかに宣言した。
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