KENTAがキングを下してUS王座挑戦権利証を防衛!
「時間をムダにしたくない」と王者・モクスリーを挑発!
NJPW連合軍が全面対抗戦でTEAM FILTHYに3タテ!
アメリカ発で毎週土曜日に配信されている『NJPW STRONG』の第20回大会。先週に続いて“爆発”を意味する「DETONATION」というタイトルで開催された。
メインイベントの「IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」は、挑戦者のブロディ・キングがまたもやパワーを全開にして大暴れ。王者KENTAを何度も追い込み、勝利まであと一歩に迫る。
ところが、KENTAはキングとレフェリーを激突させて流れを引き戻し、権利証の入った赤いブリーフケースでキングを殴打。そして、巨体を持ち上げてgo 2 sleepを炸裂させ、3カウントを奪取した。
試合後、KENTAは「これ以上、時間をムダにしたくはない」と、いまだに実現していないタイトルマッチについて言及。王者ジョン・モクスリーに対し、あらためて宣戦布告した。
このほか、第1試合から第3試合まではNJPW連合軍vsTEAM FILTHYの全面対抗戦が敢行され、まずはロッキー・ロメロとダニー・ライムライトが因縁のシングル対決。裏切りの報復に燃えたロメロが、腕ひしぎ逆十字固めで勝利を収めた。
ジェフ・コブとラスト・テイラーの一騎打ちは、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドで完勝。テイラーもトリッキーな攻撃で見せ場を作ったが、強豪コブの牙城は揺るがなかった。
そして、セミファイナルでは、PJブラック&フレッド・ロッサーvsトム・ローラー&JRクレイトスという好カードが実現。新チーム結成の勢いそのままに、ローラー&クレイトスが嵩に懸かってPJを痛めつける。
だが、終盤は形勢が逆転し、ロッサーのファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターから、PJがプラセボエフェクトでクレイトスを撃沈。全面対抗戦は、NJPW連合軍の全勝という結果になった。
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