内藤がEVILとの大乱戦を制し二冠王座防衛!
ジェイが疑惑の押さえ込みで飯伏から権利証奪取!
KENTAとの競り合いに棚橋が無念のタップアウト!
オーカーンを下したオカダにオスプレイが対戦要求!
鷹木が鈴木との熱闘を制してNEVER奪還!
矢野が頭脳プレーでザックにまんまと勝利!
★各試合の詳細、コメント、日記も読める! スマホサイトの“入会”はコチラから!
11月7日(土)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)でビッグマッチ『POWER STRUGGLE』が開催された。
第1試合は「KOPW 2020」争奪戦(ノーコーナーパッドマッチ)として、矢野通がザック・セイバーJr.と対峙。矢野はコーナーパッドが排除された金具むき出しのコーナーにザックを叩きつけようとするも、逆にザックが有効利用。その後も優勢のザックは、場外で矢野を鉄柵越しのヒールホールドで捕獲。そして、カウント13で自ら技を解き、リングに戻ろうとするも、いつの間にか矢野がザックの靴ヒモを鉄柵に結びつけたため、身動きが取れず。すかさず矢野はリングに生還し、頭脳プレーでまんまとザックからリングアウト勝ちをスコア。
第2試合はNEVER無差別級王者の鈴木みのるが、前王者の鷹木信悟とリマッチ。両者は開始と同時にバチバチの打撃戦に突入。その後も激しい削り合いを繰り広げる。終盤、鈴木は前哨戦で猛威を振るった逆エビ固め、逆片エビ固めで鷹木の腰に大ダメージを与える。しかし、鷹木も必死に応戦し、パンピングボンバーの乱れ打ちから、痛む腰を耐えてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂。鈴木から死に物狂いでベルトを奪還した。
第3試合はスペシャルシングルマッチとして、遺恨深まるオカダ・カズチカとTHE EMPIREのグレート-O-カーンが対決。オーカーンはゴング前に奇襲攻撃を仕掛けると、その後も豪快な技でオカダを追い詰める。しかし、オカダはエリミネーターを回避し、マネークリップで捕獲。そのまま締め上げるとオーカーンの動きが止まり、レフェリーストップで勝利を収めた。試合後、THE EMPIREのウィル・オスプレイが来年1月の『WRESTLE KINGDOM』でのシングルマッチを要求し、オカダも呼応。両者の一騎打ち実現が濃厚となった。
第4試合はIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦として、権利証保持者のKENTAに棚橋弘至が挑んだ。KENTAはエアベースやエアピアノなど挑発を交えながら、首を攻め立てる。棚橋は苦しい戦いが続くも、go 2 sleepをスリングブレイドで切り返すと、ハイフライアタックをヒット。そして、今年の『G1』公式戦でKENTAを仕留めたテキサスクローバーへ。しかし、KENTAもGAME OVERで切り返す。棚橋はもう一度、執念でテキサスクローバーに持ち込むが、KENTAもGAME OVERで再度捕獲。ついに棚橋がタップアウトし、KENTAが権利証を守り抜いた。
第5試合は東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦として、権利証保持者の飯伏幸太がジェイ・ホワイトを迎撃。今年の1.5ドームと『G1』公式戦でジェイに連敗を喫している飯伏は、序盤から果敢に攻め込んでいく。ジェイもインサイドワークを駆使して応戦。終盤、飯伏がエプロンの外道をキックで蹴散らすと、スキをついてジェイはブレードランナーの体勢に持ち込む。これを切り抜けた飯伏はカミゴェを繰り出すが、かわしたジェイは逆さ押さえ込みへ。そのままジェイは両足をトップロープで固定し、より体重をかけて押さえ込むと、レフェリーはこの反則に気づかずカウントを三つ数えてしまう。権利証を手にして高笑いのジェイと反対に、飯伏は茫然自失の表情を浮かべた。
メイン(第6試合)ではIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合として、二冠王者の内藤哲也に前王者のEVILが挑戦。今年7月、EVILはL・I・Jに反旗を翻すと、内藤から二冠王座を強奪。その後、8.29神宮で内藤の奪還を許すも、続く『G1』公式戦でEVILは内藤を下し、王座戦のリマッチに持ち込んだ。
今年4度目の対決は、互いに手の内を知る者同士、一進一退の接戦に。EVILは内藤の背中にダメージを蓄積させるが、内藤も意地を爆発。だが、デスティーノを決めたところでディック東郷が妨害。そこに裕二郎も乱入するが、SANADAが邪魔者二人を排除。すると、今度はジェイが登場し、内藤にSSS。だが、飯伏が駆けつけ、逃げるジェイを追いかけてそのまま二人はバックステージへ。大混戦となるが、最後は内藤がバレンティアからのデスティーノで激勝。
試合後、権利証保持者のジェイが内藤の前に姿を現すが、険しい表情で飯伏が登場。またもジェイは逃走し、飯伏もそれを追いかける。その様子を眺めてた内藤はマイクを握ると、我関せずとばかりに「お騒がせしました」と一言。そして、最後は「デ・ハ・ポン!」で大会を締めくくった。
★“クレジットカード決済”もスタート! 新日本プロレス・スマホサイトの詳細はコチラから!