デスペ&金丸組が無法殺法で
ヒロム&BUSHI組を退け王座防衛!
EVILは二冠王座戦を前に内藤を完全KO!
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11月1日(日)、東京・後楽園ホールで『Road to POWER STRUGGLE』第7戦が開催された。
メイン(第6試合)ではIWGPジュニアタッグ選手権試合として、王者のエル・デスペラード&金丸義信組に高橋ヒロム&BUSHI組が挑戦。9月の新王座決定リーグ公式戦、そして王座決定戦とデスペ&金丸組に二連敗を喫しているヒロム&BUSHI組は、ゴングを待たずに奇襲を仕掛ける。その後も悲願の王座戴冠とリベンジを目指して果敢に攻撃するが、鈴木軍タッグもインサイドワークを駆使してペースを握らせない。終盤、BUSHIがMXを放つも、デスペラードは海野レフェリーを盾にする。すかさずデスペラードはベルト攻撃を狙うが、これは浅見レフェリーが阻止。混戦模様の中、BUSHIはもう一度MXを繰り出すが、デスペラードはカウンターの急所攻撃。すかさずピンチェ・ロコを決め、王者組に凱歌が上がった。
これでデスペ&金丸組はヒロム&BUSHI組に三連勝。試合後、デスペラードはマイクを握ると「俺たちはよ、『SUPER Jr.』が待ってるんだよ。これで終わったと思うな、まだまだ始まったばかりだぜ!」とアピールした。
第5試合は11.7大阪で二冠王座戦で対峙する王者の内藤哲也と挑戦者のEVILが、それぞれSANADA、高橋裕二郎をパートナーに激突。BULLET CLUBはダーティーファイトで試合を支配しようとするが、L・I・Jも徹底抗戦。終盤、東郷がスポイラーズチョーカーで内藤を捕獲すると、すかさずEVILはレフェリーを場外に放り投げて反則負けに。だが、EVILは結果はお構いなしで、内藤をEVILで完全KOに追い込むと、11.7大阪での王座奪取をアピールした。
第4試合は11.7大阪で東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦で対峙する飯伏幸太とジェイ・ホワイト、同じくIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦を行なう棚橋弘至とKENTAに、それぞれ本間朋晃、チェーズ・オーエンズが加わって対決。BULLET CLUBは本間に集中攻撃を浴びせるも、本隊トリオも真っ向から応戦。終盤、オーエンズは本間のこけしをかわすと、パッケージドライバーを炸裂。今大会で約9カ月ぶりの参戦を果たしたオーエンズが、BULLET CLUBに勝利をもたらした。
第3試合は11.7大阪でスペシャリシングルマッチを行なうオカダ・カズチカとグレート-O-カーンが、それぞれゲイブリエル・キッド、ウィル・オスプレイをパートナーに激突。THE EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、ペースを握ろうとする。オカダのリードでゲイブリエルは奮闘するも、最後はオーカーンがエリミネーターで豪快に沈めた。
第2試合は11.2後楽園でIWGPタッグ王座戦を行なう王者のタイチ&ザック・セイバーJr.と挑戦者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが、それぞれDOUKI、11.7大阪でザックと「KOPW 2020」争奪戦を行なう矢野通を加えて対決。遺恨深まる両軍は激しく火花を散らす。最後は孤立したDOUKIを、後藤がYOSHI-HASHIとの合体技GYWでピンフォール。明日の大一番を前にCHAOSが勢いを見せた。
第1試合は辻陽太と上村優也の同期ライバル対決。上村が徹底した腕攻め、辻が力強さあふれる攻撃と、それぞれの個性がぶつかりあった一戦は、上村が閂スープレックスで勝利をつかんだ。