Aブロック代表は単独首位の飯伏に決定!
石井が真っ向勝負で無法者ジェイを撃破!
飯伏はタイチとの蹴撃戦に競り勝つ!
なんとグレート-O-カーンがオスプレイを援護射撃!
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10月16日(金)、東京・両国国技館で『G1 CLIMAX 30』第17戦が開催された。いよいよ『G1』も天王山、2017年以来となる両国三連戦の初日ではAブロックの最終公式戦を実施。現時点でAはオカダ・カズチカ、飯伏幸太、ジェイ・ホワイトが首位で併走する混戦状態となっている。
第1試合は辻陽太vsゲイブリエル・キッド。今シリーズ、ここまで両者の対戦成績は辻の2勝2敗1引き分け。勝ち越しをかけた一戦は、辻がジャイアントスイングからの逆エビ固めで勝利を収めた。
第2試合からは『G1』公式戦がスタート、ジェフ・コブ(4勝4敗)と高橋裕二郎(0勝8敗)が激突。コブのパワー殺法に対し、裕二郎はインサイドワークで対抗。終盤、裕二郎はスティックでコブを殴りつけると、そこから一気にたたみかけ、最後はピンプジュースで念願の公式戦初勝利をゲット。
第3試合は鷹木信悟(3勝5敗)とNEVER無差別級王者の鈴木みのる(3勝5敗)が対峙。両者は開始のゴングと同時に火を噴くような打撃戦を展開。その後もバチバチのファイトで互いを削り合う。終盤、鷹木はカウンターで渾身のナックルを叩き込むと、一気にラスト・オブ・ザ・ドラゴンにつないで鈴木を撃沈した。
第4試合はオカダ・カズチカ(6勝2敗)とウィル・オスプレイ(5勝3敗)のCHAOS同門対決。オスプレイは開始と同時にフルスロットル。だが、オカダも真っ向から応戦。終盤、オカダがマネークリップで締め上げると、リングサイドに『スターダム』のビー・プレストリーが登場し、レフェリーの注意を引きつける。そのスキにグレート-O-カーンが現れ、オカダにアイアンクロースラムを敢行。最後はオスプレイがストームブレイカーでオカダから3カウントを奪取した。試合後、オスプレイはオカダにヒドゥン・ブレイドを食らわせて衝撃の造反。
第5試合は飯伏幸太(6勝2敗)とIWGPタッグ王者のタイチ(4勝4敗)が激突。両者は序盤から激しいキックの応酬。その後も徹底して蹴りのみを打ち合い、意地と意地が交錯する殺伐とした展開に。終盤、タイチのバズソーキックを切り抜け、強烈なキックでダウンを奪った飯伏は、バズソーキックからカミゴェをヒット。この試合初めてのカバーでカウント3をゲットした。
そして、メイン(第6試合)では石井智宏(3勝5敗)とジェイ・ホワイト(6勝2敗)が激突。真っ向勝負が信条の石井に対し、ジェイは緩急をつけたファイトで対抗。徹底的に石井の右ヒザを壊しにかかる。だが、石井も目には目をとばかりにジェイの右ヒザに集中攻撃。終盤、外道が介入するも石井は自力で排除。そして、大技を巡る攻防から、最後は垂直落下式ブレーンバスターでジェイを豪快に沈めた。
この結果、Aの優勝決定戦進出者は飯伏幸太(7勝2敗)に決定した。
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