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内藤がEVILを葬り二冠王座奪還！
タイチ&ザックは棚橋&飯伏を下し初防衛！
石森がヒロムからジュニアの至宝を奪取！
鈴木は鷹木との消耗戦を制してNEVER戴冠！
矢野がオカダを丸め込み「KOPW2020」勝者に！
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8月29日（土）、東京・明治神宮野球場で『SUMMER STRUGGLE in JINGU』が開催された。21年ぶりの神宮決戦はタイトルマッチを中心に激闘が続出した。
メイン（第6試合）は IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタルを保持する二冠王者のEVILが、前王者の内藤哲也を相手に二度目の防衛戦。
遺恨渦巻く両雄の再戦は白熱の展開に。EVILは乱入したディック東郷と共にマジックキラーを炸裂。するとBUSHIが駆けつけるが、外道が襲い掛かる。だが、SANADAも登場し、BUSHIと共にBULLET CLUBを排除。終盤、内藤はEVILの急所攻撃を回避するとバレンティア。最後はデスティーノにつないで、二冠王座奪還に成功した。試合後、内藤が「デ・ハ・ポン！」で大会を締めくくると、神宮の夜空に大きな花火が打ち上がった。
第5試合はIWGPタッグ王者のタイチ&ザック・セイバーJr.組に棚橋弘至&飯伏幸太組がチャレンジ。タイチ組は場外戦で棚橋組を痛めつけ、試合の主導権を握ろうとする。だが、棚橋組は正攻法で徹底抗戦し、終盤にはゴールデン☆ブレイドをそれぞれに炸裂。とどめとばかりに棚橋はハイフライフローを放つが、ザックは寸前で回避。すると、すかさずタイチが棚橋を捕獲し、王者組はザックメフィストを決め3カウントを奪取。王座初防衛に成功した。
第4試合はIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、二度目の防衛戦として石森太二を迎撃。2018年の『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝決定戦以来となる対決は、スピーディー&テクニカルな真っ向勝負に。左肩攻めでダメージを蓄積させた石森は、終盤にリバースブラディサンデーを炸裂。最後はBone Lockでギブアップ勝ちを収め、二度目のIWGPジュニアヘビー戴冠を果たした。
第3試合はNEVER無差別級王者の鷹木信悟がベルトを賭けて、鈴木みのると対峙。両者は開始から火花が飛び散るような攻防を展開。終盤、鈴木は渾身のエルボーで鷹木の動きを止めると、スリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで激勝。壮絶な消耗戦を制し、二度目のNEVER戴冠を成し遂げた。
第2試合は「KOPW 2020」決定戦4WAYマッチ、オカダ・カズチカvs矢野通vsSANADAvsエル・デスペラード。四つ巴の対戦は、序盤から戦況が目まぐるしく変わる大混戦に。終盤、オカダがデスペラードをコブラクラッチで捕獲するが、そのオカダを矢野が横入り式エビ固めで丸め込み、電光石火の3カウントを奪取。まんまと『KOPW2020』のトロフィーを手にした。
第1試合はスペシャルシングルマッチとして、マスター・ワトと金丸義信が対峙。ワトは打撃と空中技で着実にダメージを与えるが、金丸もインサイドワークを駆使して対抗。終盤、金丸のウィスキー攻撃をかわしたワトは、一気に攻め込んでRPPを狙う。だが、金丸は一瞬のスキをついて丸め込み、フォール勝ちを収めた。
