大波乱の『NJC』決勝戦!
『NJC』初制覇を成し遂げたEVILが、
まさかのBULLET CLUB入り!
ワトは因縁のDOUKIに激勝!
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7月11日(土)、新日本プロレスが2.26沖縄以来となる有人観客の大会を開催。大阪城ホール二連戦の初日として、『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』最終戦が行なわれ、決勝戦を中心に激闘が展開された。
メイン(第7試合)の『NJC』決勝戦では、二連覇を狙うオカダ・カズチカと、初のファイナリストとなったEVILが対峙。手段を選ばず『NJC』を勝ち進んできたEVILは、最終決戦でもダーティーファイトを繰り広げ、イスや鉄柱を用いてオカダの右腕を攻め立てる。オカダも意地を爆発させ、EVILを変型コブラクラッチに捕らえるも、なんとBULLET CLUBの外道と高橋裕二郎が妨害。その後、EVILは急所蹴りでオカダの動きを止めると、EVILで3カウントを奪取。『NJC』初制覇を成し遂げた。
試合後、明日の7.12大阪城で対峙する二冠王者の内藤哲也が「L・I・J同士の王座戦、楽しもうぜ」とグータッチを差し出すが、EVILはウルフポーズを返し、EVILでKO。L・I・Jに反旗を翻し、BULLET CLUB入りを果たした。
第6試合は石井智宏&矢野通&SHOvs内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム。明日の7.12大阪城でNEVER王座戦で雌雄を決する王者・鷹木と挑戦者・SHOは、序盤からゴツゴツした攻防で闘志を燃やす。終盤、矢野&石井の連携が光るも、L・I・Jはうまく分断。そして、一気に矢野に攻撃をたたみかけ、最後は鷹木のパンピングボンバーから内藤がジャックナイフ式エビ固めでフォールを奪った。
第5試合は明日の7.12大阪城でIWGPタッグ王座戦で対決する王者組の棚橋弘至&飯伏幸太と挑戦者組のタイチ&ザック・セイバーJr.に、それぞれ永田裕志&田口隆祐、エル・デスペラード&金丸義信を加えた8人タッグ。鈴木軍は無法ファイトで棚橋のヒザに集中攻撃。劣勢の本隊だったが、各々が持ち味を発揮して徹底抗戦する。だが、最後はデスペラードがピンチェ・ロコで田口を下した。
第4試合はSANADA&BUSHIvs高橋裕二郎&石森太二。BULLET CLUBはBUSHIをターゲットに絞ると、着実にダメージを蓄積させる。L・I・Jタッグもチームワークで応戦。終盤、裕二郎はBUSHIのブシロールを切り抜けると、逆さ押さえ込みの体勢からすばやくピンプジュースを炸裂し、3カウントを奪取した。
第3試合はマスター・ワトがDOUKIと対決。ワトは7.3後楽園で「プロレス界のグランドマスター、新日本プロレスの頂点を取りに行きます」と宣言するも、直後にDOUKIが奇襲を仕掛けて遺恨が勃発。迎えた一騎打ちでは、DOUKIがデイブレイクや新技で攻め込む。だが、スープレックス・デ・ラ・ルナを切り抜けたワトは、多彩な打撃で応戦。最後はコーナートップからのRPP(キリモミ式のボディプレス)で勝利を収めた。試合後、金丸がワトを襲撃するも、天山広吉が救助に登場。ワトは本隊の重鎮と握手をかわした。
第2試合は天山&小島聡vs後藤洋央紀&ゲイブリエル・キッド。歴戦の猛者であるテンコジを相手に、番狂わせを狙うゲイブリエルは感情ムキ出しで立ち向かう。だが、終盤にテンコジタッグはテンコジカッターで後藤を排除。最後は小島が豪快なカウンターのラリアットでゲイブリエルを葬った。
第1試合は真壁刀義&本間朋晃vs辻陽太&上村優也。ヤングライオンタッグは真正面から気合をぶつけていく。それをGBHタッグは真正面から受け止めると、たたきつぶすようなファイト。本間がこけしロケットで辻を排除すると、最後は真壁がジャーマンスープレックスで上村を仕留めた。