ザ・デストロイヤー　メモリアル・ナイト～白覆面の魔王よ永遠に～

日時: 2019年11月15日(金) 16:30開場 18:00開始
会場: 東京・大田区総合体育館

MATCH REPORT

武藤&ライガー&宮原の豪華トリオが
ザ・デストロイヤーに捧げる足4の字三重奏！
鈴木は諏訪魔と鬼気迫る攻防！
タイチ&金丸は青柳兄弟を一蹴！

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　11月15日（金）、大田区総合体育館で『ザ・デストロイヤーメモリアル・ナイト』が開催された。
　“白覆面の魔王”ザ・デストロイヤーは力道山の時代から日本プロレス界に大きな貢献を残したレジェンドレスラー。日本プロレスや全日本プロレスで活躍し、多くのファンから愛された。

　今回は今年3月に天国に旅立ったデストロイヤーの追悼イベントとして、国内のさまざまな団体が集結。新日本プロレスで活躍するレスラーたちも激闘を繰り広げ、イベントに華を添えた。

　メイン（第8試合）では獣神サンダー・ライガーが武藤敬司（WRESTLE-1）、そして宮原健斗（全日本プロレス）と豪華トリオを結成し、SANADA&BUSHI&KAI（フリー）組と激突。SANADAはひさびさの再会となる武藤や、現・三冠ヘビー級王者の宮原と白熱の攻防を展開。SANADA&BUSHIとKAIの足並みがやや揃わない中、武藤組はKAIに集中攻撃。終盤、ライガーの掌底、宮原のブラックアウト、そして武藤のシャイニングウィザードでKAIの動きを止める。最後はデストロイヤーに捧げるように武藤組が足4の字固めの三重奏。武藤がKAIからギブアップ勝利を収めた。

　第7試合は鈴木みのるが太陽ケア（フリー）と、かつて全日本プロレスを荒らしまくった“GURENTAI”タッグを復活させ、諏訪魔（全日本プロレス）&近藤修司（WRESTLE-1）組と対峙。

　約9年ぶりの遭遇となった鈴木と諏訪魔は、互いを強く意識し、壮絶なケンカファイトを展開。諏訪魔がバックドロップホールドでケアを撃破したあとも、鈴木は激しく諏訪魔につっかかった。

　第5試合はタイチ&金丸義信組が青柳優馬（全日本プロレス）&青柳亮生（全日本プロレス）の兄弟タッグを迎撃。青柳兄弟はゴング前に奇襲攻撃を仕掛けるも、鈴木軍は場外戦で挽回。その後も亮生をいたぶり、最後は金丸が逆エビ固めで貫禄のギブアップ勝ちを収めた。

　第2試合では天山広吉&小島聡のテンコジタッグが、かつてnWo JAPANやTEAM2000で行動を共にしたヒロ斉藤（DRADITION）とトリオを結成し、藤波辰爾（DRADITION）&秋山準（全日本プロレス）&越中詩郎（フリー）組と対決。天山組は往年のコンビネーションで攻めるが、藤波組はうまく分断。藤波は天山をドラゴンスクリューで排除すると、最後はヒロをデストロイヤーばりの足4の字固めで仕留めた。

　なお、追悼セレモニーにはドリー・ファンクJr.やスタン・ハンセンのほか、デストロイヤーが『金曜10時!うわさのチャンネル!!』で共演した和田アキ子さん、せんだみつおさんが参列した。

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