石井&YOSHI-HASHIが鈴木&アーチャーを撃破!
優勝戦線に残ったのは3強!
オカダと飯伏は前哨戦でヒートアップ!
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12月6日(金)、熊本・グランメッセ熊本で『WORLD TAG LEAGUE 2019』第16戦が行なわれた。現時点ではEVIL&SANADA組が12勝1敗でトップを独走。そのあとをジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組とG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が11勝2敗で猛追。今日を含めて残りは2大会、デッドヒートの様相を呈している。
メイン(第8試合)は『WTL』公式戦として石井智宏&YOSHI-HASHI(9勝4敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー組(8勝5敗)が激突。鈴木軍は石井の左ヒザをロックオン。CHAOSは苦しい戦いとなるも、終盤に鈴木に波状攻撃を見舞い、最後は石井が垂直落下式ブレーンバスターで激勝。試合後、YOSHI-HASHIは12.8広島での最終公式戦で当たる対G.o.Dに向けて気合を入れると、「物事が変わるのは一瞬だ!」と咆哮した。
第7試合の『WTL』公式戦では矢野通&コルト・カバナ組(8勝5敗)とザック・セイバーJr.&タイチ(8勝6敗)が対峙。試合は序盤から化かし合いのような展開となり、場内を沸かせる。最後は場外でタイチ&ザックが矢野&カバナを、リング下の幕でグルグル巻きにして動きを止め、まんまとリングアウト勝ちをゲットした。
第6試合は来年の1.4ドームのIWGPヘビー級王座戦で雌雄を決する王者のオカダ・カズチカと挑戦者の飯伏幸太が、それぞれSHO&YOH、獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクを引き連れ前哨戦。昨日の同一カードで、オカダにフォールを奪われているタイガーは、オカダにタイガードライバーを炸裂。だが、最後はまたもオカダがレインメーカーでタイガーを撃沈。試合後、オカダは飯伏を「あの真夏の熱かった飯伏さんはどこいっちゃったんですか? 寒い飯伏、勝手にやっててくれ」と挑発した。
第5試合の『WTL』公式戦はジュース&フィンレー組(11勝2敗)vsKENTA&高橋裕二郎組組(8勝5敗)。BULLET CLUBは悪のインサイドワークを駆使して勝利を狙う。しかし、ジュース&フィンレーは一瞬のスキをついて分断作戦に成功すると、最後はジュースがパルプフリクションで裕二郎を葬った。
第4試合は『WTL』公式戦、天山広吉&小島聡組(4勝9敗)vsEVIL&SANADA(12勝1敗)。終盤、両チームは合体攻撃を巡り一進一退の攻防。L・I・Jタッグはマジックキラーで天山を排除するが、小島が奮闘。しかし、ラリアットに来たところを、EVILがカウンターのEVILを決めて3カウントを奪取した。
第3試合の『WTL』公式戦は永田裕志&中西学(1勝12敗)とG.o.D(11勝2敗)が激突。第三世代タッグは永田のテクニックと中西のパワーで真っ向勝負を挑む。だが、邪道がレフェリーの注意を引きつけているうちに、タマが中西に急所攻撃。ひるんだところをロアがOJKでギブアップ勝ちをスコア。
第2試合の『WTL』公式戦は真壁刀義&本間朋晃組(3勝11敗)vs鷹木信悟&テリブレ組(6勝7敗)。鷹木組は本間に狙いを定めるが、GBHタッグは小こけし&ニードロップでテリブレに大きなダメージを与える。最後は真壁がテリブレをキングコングニーで沈めた。
第1試合は『WTL』公式戦、後藤洋央紀&カール・フレドリックス組(2勝11敗)vsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組(6勝7敗)。BULLET CLUBはフレドリックスに集中攻撃。L・I・Jタッグも意地の挽回を見せ、後藤がオーエンズにGTRを狙うが、なんとKENTAが乱入。LA道場タッグは反則勝ちを収めるも、後藤はKENTAのgo 2 sleepでKOの憂き目に。
この結果、『WTL』優勝の可能性を残したのは、13勝1敗のEVIL&SANADA、12勝2敗のジュース&フィンレーとG.o.Dに絞られた。