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鷹木が石井との果し合いに激勝！
Bブロックは首位にジェイ、後藤、
モクスリー、内藤が並ぶ混戦模様に！
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8月8日（木）、神奈川・横浜文化体育館
で『G1 CLIMAX 29』の第16戦が行なわれ、Bブロックの公式戦(全9戦中の8戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のBブロック公式戦は現NEVER無差別級王者の石井智宏（4勝3敗）と鷹木信悟（2勝5敗）が激突。注目の初シングルは、互いが意地をぶつけ合う消耗戦に。終盤、壮絶なラリアットの応酬で場内は大熱狂。競り勝った鷹木はパンピングボンバーを決めるが、石井は意地のキックアウト。だが、最後は鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで粘る石井を撃沈。
試合後、鷹木は「俺は何年も前から『G1』に出たかった。残すは一つ、武道館で後藤洋央紀戦。最後の最後まで暴れ龍の如く暴れまくってやるからな！」と高らかに咆哮した。
第8試合のBブロック公式戦はジュース・ロビンソン（3勝4敗）とジェイ・ホワイト（4勝3敗）の対決。ジェイはインサイドワークを駆使しながら、相手の左ヒザにロックオン。ジュースも必死に応戦するが、ジェイはリング上に無法状態を作り出すと、なりふり構わずヒザに非情のイス攻撃。最後はJTOでギブアップ勝ちを奪った。
第7試合はBブロック公式戦、後藤洋央紀（4勝3敗）vsジョン・モクスリー（5勝2敗）。無骨な両者はラフファイトをベースに、真っ向から削り合う。モクスリーの荒々しい攻撃に劣勢の場面も見られたが、後藤はデスライダーを切り抜けると牛殺しのフェイントから一気にGTRを炸裂。現IWGP USヘビー級王者から価値ある勝利を収めた。
第6試合のBブロック公式戦は内藤哲也（4勝3敗）vsジェフ・コブ（3勝4敗）。内藤は相撲ポーズでコブを挑発しながら、足攻めで機動力を奪いに出る。だが、コブは持ち前のパワーで内藤をブン投げまくり徹底抗戦。しかし、内藤はツアー・オブ・ジ・アイランドをリバースDDTで切り返すと、最後はデスティーノで快勝。
第5試合のBブロック公式戦は矢野通（3勝4敗）とタイチ（3勝4敗）によるクセ者対決。タイチはエプロンの幕で矢野をスマキ状態にし、揺さぶりをかける。だが、矢野もタイチのパンタロンを脱がして動揺を誘う。策士二人による化かし合いは、矢野がタイチを金丸義信もろともエプロンの幕で包み込み、まんまとリングアウト勝ちをスコア。
この結果、Bブロックは首位にジェイ、後藤、モクスリー、内藤が5勝3敗で並ぶ混戦模様に。
第4試合は8.10武道館のAブロック公式戦のダブル前哨戦、オカダ・カズチカ（7勝1敗）&棚橋弘至（4勝4敗）&YOSHI-HASHIvs飯伏幸太（6勝2敗）&ウィル・オスプレイ（3勝5敗）&トーア・ヘナーレ。オカダと飯伏、棚橋とオスプレイは互いを意識し、丁々発止の攻防。YOSHI-HASHIがヘナーレをKUMAGOROSHIで下すと、それぞれが視殺戦を繰り広げた。
第3試合は8.10武道館のAブロック公式戦で対峙するKENTA（4勝4敗）とザック・セイバーJr.（3勝5敗）が、それぞれクラーク・コナーズ&カール・フレドリックス、ランス・アーチャー（2勝6敗）&鈴木みのるとトリオを結成して対峙。KENTAとザックはヒリヒリした攻防を展開。鈴木がコナーズをゴッチ式パイルドライバーで葬ったあとも、ザックはKENTAの左腕を痛めつけた。
第2試合は8.10武道館のAブロック公式戦で対峙するSANADA（4勝4敗）とバッドラック・ファレ（3勝5敗）が、それぞれEVIL（4勝4敗）&BUSHI、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズをパートナーに激突。L･I･Jのコンビネーションが冴え渡るが、BULLET CLUBは分断作戦に成功。オーエンズがBUSHIをパッケージドライバーで仕留めると、試合後にファレとSANADAはにらみ合いを展開。
オープニングマッチは海野翔太&成田蓮vs辻陽太&上村優也。ヤングライオン同士が気迫全開でぶつかりあった試合は、海野が辻からフィッシャーマンズスープレックスで沈め、先輩の意地を見せた。
