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棚橋がEVILとの熱闘を制す！
SANADAは難敵KENTAに逆転勝利！
Aはアーチャーを葬ったオカダが、
無傷の6連勝で首位独走！
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いよいよ真夏の最強戦士決定戦も後半戦に突入。7月30日（火）、香川・高松市総合体育館・第1競技場で『G1 CLIMAX 29』の第11戦が行なわれ、Aブロックの公式戦(全9戦中の6戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のAブロック公式戦では棚橋弘至（3勝2敗）とEVIL（3勝2敗）が激突。昨年の『G1』で棚橋が勝利して以来となる対決は、EVILがヒザ攻めでダメージを蓄積させる。だが、棚橋も意地を爆発させ、場外へ決死のハイフライアタックを敢行。激しいつばぜり合いの末、棚橋は勝負強さを発揮し、最後はハイフライフローで粘るEVILを沈めた。
試合後、棚橋は痛むヒザをこらえ、勝利のエアギターを演奏し、「愛してま～す！」で大会を締めくくった。
第8試合でのAブロック公式戦はKENTA（4勝1敗）とSANADA（1勝4敗）が対峙。KENTAは鋭いキックを主体にアグレッシヴな攻めで試合を支配する。劣勢のSANADAだったが、観客の声援を背に徐々に挽回。KENTAのgo 2 sleepをしのぐと、Skull Endで動きを止め、最後はラウンディング・ボディプレスで辛勝。好調の難敵を仕留め、公式戦二勝目を手に入れた。
第7試合はAブロック公式戦、現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ（5勝0敗）がランス・アーチャー（2勝3敗）と対決。アーチャーは場内がどよめく豪快無比なモンスターファイトで、オカダを追い詰める。絶体絶命のオカダだったが、EBDクローをしのぐと、一瞬のスキをついてレインメーカーを炸裂。渾身の一撃で怪物退治に成功した。
第6試合のAブロック公式戦は、現IWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイ（2勝3敗）と、ブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.（1勝4敗）によるイギリス人対決。ザックの首攻めに苦しみながらも、オスプレイは機動力を活かしたファイトで徹底抗戦。だが、ザックは、オスプレイのシューティングスタープレスをかわすと、間髪入れずに卍固めで捕獲。そのままグラウンドに持ち込んでギブアップ勝ちを収めた。
第5試合はAブロック公式戦、飯伏幸太（3勝2敗）vsバッドラック・ファレ（1勝4敗）。ファレはゴング前に襲いかかると、その後も体格を利した破壊力十分の攻撃で飯伏のスタミナを削っていく。さらに邪道の介入により、飯伏はピンチに追い込まれる。だが、起死回生のボマイェからカミゴェにつないで逆転勝利を飾り、これで4連勝。
この結果、Aブロックはオカダが無傷の6連勝で首位独走。そのあとを4勝2敗の棚橋、KENTA、飯伏が追う展開に。
第4試合は8.1福岡のBブロック公式戦のダブル前哨戦、ジュース・ロビンソン（3勝2敗）&ジェフ・コブ（2勝3敗）&トーア・ヘナーレvs内藤哲也（2勝3敗）&鷹木信悟（2勝3敗）&BUSHI。ジュースと内藤、コブと鷹木は決戦を前に、互いを意識した攻防。鷹木がパンピングボンバーでヘナーレを豪快に沈めたあとも、内藤は会場に「ジュース」コールを煽り、次戦の相手を挑発した。
第3試合は8.1福岡のBブロック公式戦で対峙するタイチ（2勝3敗）とジェイ・ホワイト（2勝3敗）が、それぞれ鈴木みのる&金丸義信、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズとトリオを結成して前哨戦。試合は金丸のディープインパクトを急所蹴りで切り抜けたオーエンズが、パッケージドライバーにつないで勝利。勝負が決したあと、タイチは花道を下がるジェイに対しイスを放り投げ、イラ立ちを見せた。
第2試合は8.1福岡のBブロック公式戦で対峙する矢野通（2勝3敗）とジョン・モクスリー（5勝0敗）が、それぞれ成田蓮、海野翔太を引き連れ前哨戦。矢野はYTRワールド全開で自分のペースに引き込もうとするが、モクスリーも百戦錬磨ぶりを披露。しかし、最後は矢野が同士打ちを誘い、海野を急所攻撃からの丸め込みで下した。
オープニングマッチは8.1福岡のBブロック公式戦の前哨戦、石井智宏（3勝2敗）&本間朋晃&上村優也vs後藤洋央紀（2勝3敗）&YOSHI-HASHI&辻陽太。後藤と石井は真っ向勝負で早くもスパーク。YOSHI-HASHIがバタフライロックで上村を仕留めたあとも、石井と後藤は額を突き合わせて火花を散らした。
