なんと内藤までも狂犬に敗れる…!
モクスリーが5連勝で単独首位へ!
ジェイは、鷹木を下して2勝目!!
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7月28日(日)、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で『G1 CLIMAX 29』の前半戦折り返し地点となる第10戦が行なわれ、Bブロックの公式戦(全9戦中の5戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン(第9試合)のBブロック公式戦では現IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也(2勝2敗)と現IWGP USヘビー級王者のジョン・モクスリー(4勝0敗)が全世界注目の初シングル対決。
たっぷり時間をかけて入場した内藤だったが、モクスリーは場外戦でペースを握る。内藤も花道のラフ殺法で反撃したが、モクスリーがパワフルな攻撃で内藤を追い詰める。終盤、コリエンド式のデスティーノを決めた内藤だったが、最後はダブルアーム式DDT、デスライダーでモクスリーが衝撃の逆転勝利! なんとインターコンチネンタル王者も下して、無傷の5連勝となった。
第8試合でのBブロック公式戦は鷹木信悟(2勝2敗)とジェイ・ホワイト(1勝3敗)が対峙。ジェイは持ち前のインサイドワークで間を外しながら、鷹木の首に着実にダメージを与えていく。鷹木も力強いファイトで応戦し、大きな獲物を追い込むが、最後はジェイがブレードランナーで粘り勝ち。
第7試合はBブロック公式戦、ジェフ・コブ(1勝3敗)vsタイチ(2勝2敗)。タイチはクリーンにいくと見せかけ、ダーティーファイトでコブのペースを崩す。タイチのキックに苦しんだコブだったが、急所蹴りをヘッドバットで切り抜けると怒涛の反撃。最後はツアー・オブ・ジ・アイランドでフォールを奪い、5.3福岡でのNEVER王座戦のリベンジを果たした。
第6試合のBブロック公式戦ではジュース・ロビンソン(3勝1敗)と現NEVER無差別級王者の石井智宏(2勝2敗)が激突。開始と同時に両者はフルスロットル、そのまま我慢比べのような消耗戦に。終盤、石井はジュースのパルプフリクションを意表をつくタイガースープレックスで切り返すと、最後は垂直落下式ブレーンバスターで辛勝。
第5試合はBブロック公式戦、後藤洋央紀(1勝3敗)vs矢野通(2勝2敗)。策士の矢野は試合前から後藤に友好モードを示すも、スキをついた丸め込みでだまし討ち。だが、切り抜けた後藤は逆に後藤式で丸め込んで速攻勝利。同門対決を制した後藤は、ひざびさに勝利の“ざんまいポーズ”を披露した。
この結果、Bブロックはモクスリーが「5連勝=10点」で単独トップに君臨することになった。
第4試合は7.30高松のAブロック公式戦のダブル前哨戦、棚橋弘至(3勝2敗)&KENTA(4勝1敗)&カール・フレドリックスvsEVIL(3勝2敗)&SANADA(1勝4敗)&BUSHI。棚橋とEVIL、KENTAとSANADAが互いを意識した攻防を展開。終盤、L・I・Jはコンビネーションで一気にフレドリックスを追い詰め、最後はBUSHIがエムエックスで勝利。
第3試合は7.30高松のAブロック公式戦のダブル前哨戦、オカダ・カズチカ(5勝0敗)&ウィル・オスプレイ(2勝3敗)&YOSHI-HASHI&海野翔太vsランス・アーチャー(2勝3敗)&ザック・セイバーJr.(1勝4敗)&鈴木みのる&金丸義信。鈴木軍は無法ファイトで勝機を引き寄せ、最後は金丸がディープインパクトで海野を料理。試合後、アーチャーはオカダをEBDクローで捕獲。オスプレイとザックはにらみあいを繰り広げた。
第2試合は7.30高松のAブロック公式戦で対峙する飯伏幸太(3勝2敗)とバッドラック・ファレ(1勝4敗)が、それぞれ本間朋晃&トーア・ヘナーレ、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズとトリオを結成して対峙。BULLET CLUBはすばやいスイッチワークでペースを握り、最後は裕二郎が本間をピンプジュースでピンフォール。試合後、ファレは飯伏に襲いかかった。
オープニングマッチは成田蓮vs上村優也。成長著しいヤングライオン対決は、成田がカウンターのフロントスープレックスで綺麗な弧を描いて3カウントを奪取。先輩の意地を見せた。