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オカダがオスプレイ、KENTAがEVILを下し
無傷の4連勝で首位タイ！
ザックはファレを破り念願の初白星！
飯伏はSANADA、棚橋はアーチャーに辛勝！
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7月20日（土）、東京・後楽園ホールで『G1 CLIMAX 29』第7戦（後楽園三連戦の最終日）が行なわれ、Aブロックの公式戦(全9戦中の4戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のAブロック公式戦では現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ（3勝0敗）と、現IWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイ（1勝2敗）による同門対決が実現。
オスプレイは今年の『NEW JAPAN CUP』準々決勝でオカダと対戦するも、接戦の末に敗退。そのときのリベンジと共に、自身を新日本に導いた“偉大な兄貴分”オカダを越えるべく、持ち前の機動力で攻め込む。レインメーカーをスパニッシュフライで切り返し、さらに相手のお株を奪うツームストンパイルドライバーまで披露。だが、ストームブレイカーを切り抜けたオカダは、伝家の宝刀レインメーカーで激勝。
年間ベストバウト級の試合を制したオカダは、マイクで「まだまだ『G1 CLIMAX』、盛り上がっていきましょう！」と絶叫した。
第8試合はAブロック公式戦として飯伏幸太（1勝2敗）とSANADA（1勝2敗）が激突。互いへの声援が交錯する中、両者は一進一退の攻防を展開。SANADAは掟破りのカミゴェで追い詰めるが、飯伏は意地を爆発。ボマイェからの本家カミゴェで粘るSANADAを粉砕した。
第7試合はAブロック公式戦、KENTA（3勝0敗）vsEVIL（2勝1敗）。EVILに声援が集まる中、KENTAはキックをベースに憎々しげな表情で攻め立てる。EVILもバチバチのファイトで真っ向から応戦するが、KENTAはヘッドバットにヒザを合わせて動きを止めると、最後はgo 2 sleepで激勝。
第6試合のAブロック公式戦では棚橋弘至（1勝2敗）とランス・アーチャー（2勝1敗）が対峙。棚橋はゴング前に仕掛け、アーチャーのヒザに狙いを定める。だが、アーチャーは怒涛のパワーで一気に挽回。苦しい戦いとなった棚橋だが、アーチャーのブラックアウト狙いを高角度回転エビ固めで切り返し、見事な逆転勝利。
第5試合のAブロック公式戦はザック・セイバーJr.（0勝3敗）vsバッドラック・ファレ（1勝2敗）。ファレは体格差を利した攻撃でザックを圧倒。戦場が場外に移ると、ファレはグラネードを狙うが、ザックは三角締めで捕獲。そして場外カウント20寸前でマットに生還し、まんまとリングアウト勝ちをスコア。
この結果、AブロックはオカダとKENTAが4戦全勝で首位タイ。ザックは開幕三連敗から念願の一勝目をゲットした。
第4試合は7.24広島のBブロック公式戦で対峙する内藤哲也（1勝2敗）と石井智宏（1勝2敗）が、それぞれYOSHI-HASHI&成田蓮、鷹木信悟（2勝1敗）&BUSHIをパートナーに前哨戦。闘志あふれる石井に対し、内藤はすかすように間を外す。BUSHIが成田をエムエックスで下したあと、石井は内藤に突っかかる。しかし、内藤は不敵な笑みを浮かべた。
第3試合は7.24広島のBブロック公式戦の前哨戦、ジェフ・コブ（1勝2敗）&本間朋晃&トーア・ヘナーレvsジェイ・ホワイト（0勝3敗）&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ。コブは裕二郎とオーエンズをまとめてスープレックスで切ってとり、怪力を披露。だが、最後はオーエンズがパッケージドライバーでヘナーレを料理。試合後、ジェイはコブを挑発。
第2試合は7.24広島のBブロック公式戦で対峙する後藤洋央紀（2勝1敗）とタイチ（1勝2敗）が、それぞれ矢野通&上村優也、鈴木みのる&金丸義信とトリオを結成して前哨戦。試合は金丸がディープインパクトで上村を撃沈。その直後、タイチは上村にGTRを見舞う素振りを見せ、後藤に揺さぶりをかけた。
オープニングマッチはジュース・ロビンソン（2勝1敗）&辻陽太vsジョン・モクスリー（3勝0敗）&海野翔太。8.11武道館のBブロック公式戦で対峙するジュースとモクスリーは、パートナー無視でどつきあいを展開。海野が辻を逆エビ固めで仕留めたあとも、両者は番外戦を繰り広げた。
