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モクスリーが石井との決闘に辛勝！
ジェイがYTR殺法の前に悪夢の三連敗！
鷹木はタイチとの接戦を制す！！
コブはジュース、内藤は後藤を下し初白星！
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7月19日（金）、東京・後楽園ホールで『G1 CLIMAX 29』第6戦（後楽園三連戦の中日）が行なわれ、Bブロックの公式戦(全9戦中の3戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のBブロック公式戦では現NEVER王者の石井智宏（2勝0敗）と現IWGP USヘビー級王者のジョン・モクスリー（2勝0敗）が注目の初対決。
開始のゴングと同時に“ピットブル”と“狂犬”はフルスロットル。モクスリーがアイテムを用いたハードコア殺法を繰り出すと、石井も真っ向から応戦。コーナーから場外へのスーパーフライでテーブルをクラッシュし、観客の度肝を抜く。場内どよめきっぱなしのケンカファイトは最後、モクスリーが顔面へのニーからデスライダーにつないで辛勝。
試合後、モクスリーはマイクで『G1』制圧を宣言した。
第8試合はBブロック公式戦として後藤洋央紀（1勝1敗）と内藤哲也（0勝2敗）が激突。ゴング前から後藤を小馬鹿にするような仕草を見せた内藤は、非情のヒザ攻めで痛めつけていく。後藤も闘志全開で徹底抗戦するも、最後は内藤がデスティーノで撃沈。開幕二連敗から初勝利をスコアした。
第7試合はBブロック公式戦、矢野通（1勝1敗）vsジェイ・ホワイト（0勝2敗）。矢野はYTR殺法で速効勝負を仕掛けるが、ジェイもインサイドワークで応戦。だが、矢野は外道のメリケンサックを奪い、相手の同士打ちを誘う。そして、メリケンサックを握りしめた手でジェイに急所攻撃を決め、丸め込みでまんまと勝利。
第6試合のBブロック公式戦ではジュース・ロビンソン（2勝0敗）とジェフ・コブ（0勝2敗）が対峙。ジュースは多彩な技でペースを握る。だが、コブは徐々に息を吹き返し猛反撃。ジュースのパルプフリクションもジャーマンで切り返すと、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドで『G1』初白星をゲット。
第5試合のBブロック公式戦は鷹木信悟（1勝1敗）vsタイチ（1勝1敗）。鷹木はゴング前の奇襲攻撃で機先を制す。だが、タイチはダーティーファイトで挽回。終盤、互いに意地をムキ出しにしたバチバチの攻防を繰り広げ、最後は鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで激勝。白星を先行させた。
この結果、Bブロックはモクスリーが無傷の三連勝で単独首位に。一方、優勝候補の一角であるジェイはいまだ勝ち星に恵まれず三連敗。
第4試合は7.20後楽園のAブロック公式戦で対峙するオカダ・カズチカ（3勝0敗）とウィル・オスプレイ（1勝1敗）が、それぞれYOSHI-HASHI、トーア・ヘナーレをパートナーに対峙。オカダとオスプレイは高度な技の読み合いを展開。YOSHI-HASHIがヘナーレをKUMAGOROSHIで下すと、オカダとオスプレイは互いのベルトを肩に視殺戦を繰り広げた。
第3試合は7.20後楽園のAブロック公式戦のダブル前哨戦、飯伏幸太（1勝2敗）&KENTA（3勝0敗）&クラーク・コナーズvsSANADA（1勝2敗）&EVIL（2勝1敗）&BUSHI。一騎打ちを控えた飯伏とSANADA、KENTAとEVILは互いを意識し、熱のこもった攻防。終盤、L･I･Jは阿吽の呼吸の連携でコナーズに集中攻撃。最後はBUSHIがMXでコナーズを沈めた。試合後、KENTAとEVILは一触即発。SANADAと飯伏は場内の声援を煽って競い合った。
第2試合は7.20後楽園のAブロック公式戦で対峙する棚橋弘至（1勝2敗）とランス・アーチャー（2勝1敗）が、それぞれ本間朋晃、鈴木みのるとタッグを結成して前哨戦。鈴木軍は暴走ファイトで試合をコントロール。棚橋&本間もダブルの小こけしを披露するが、最後はアーチャーが本間をEBDクローで葬った。試合後、アーチャーは棚橋にもEBDクロー。
オープニングマッチはAブロック公式戦の前哨戦として、ザック・セイバーJr.（0勝3敗）が金丸義信、バッドラック・ファレ（1勝2敗）がチェーズ・オーエンズを引き連れ対決。ザックは大きな体格差のあるファレを攻めあぐねる場面も。ファレが金丸をグラネードで仕留めると、ザックは奇襲攻撃。しかし、ファレはザックもグラネードで料理した。
