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KENTAが棚橋を蹴殺！
EVILは飯伏を粉砕！
オスプレイがSANADA越え！
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7月14日（日）、東京・大田区総合体育館で『G1 CLIMAX 29』第3戦が行なわれ、Aブロックの公式戦(全9戦中の二戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のAブロック公式戦では棚橋弘至（0勝1敗）とKENTA（1勝0敗）の注目の初対決が実現。KENTAがエグい蹴撃を繰り出すと、棚橋も感情をあらわにして反撃。得意のヒザ攻めでKENTAを追い詰める。だが、KENTAは底力を発揮し、鋭いgo 2 sleepで激勝。試合後、KENTAはマイクで「俺は『G1』を優勝するために来た。せっかくだから覚えて帰ってください、KENTAでした」と締めくくった。
第8試合のAブロック公式戦は飯伏幸太（0勝1敗）とEVIL（0勝1敗）の刺激的な初対決。先シリーズから飯伏を意識していたEVILは、相手の負傷箇所である左足首に集中攻撃。飯伏も多彩な技で応戦し、ボマイェでEVILを追い詰める。だが、カミゴェをしのいだEVILは、ダークネスフォールズからのEVILで快心の勝利。
第7試合はAブロック公式戦としてIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ（1勝0敗）とブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.（0勝1敗）が対決。ザックが矢継ぎ早に繰り出す複合関節技に、オカダはピンチに追い込まれる。さらにザックは巧みな丸め込みであわやの場面を作り出すが、オカダは執念のレインメーカーでフォール勝ち。IWGPヘビー級王者の意地を見せた。
第6試合のAブロック公式戦はIWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイ（0勝1敗）とSANADA（1勝0敗）が初シングル。両者はハイレベルな技術戦を展開。終盤、オスプレイはSANADAの掟破りのオスカッターを切り抜けると、本家オスカッターを食らわせて一気にストームブレイカーを炸裂。ジュニア王者が今年の『NEW JAPAN CUP』ファイナリストから価値ある勝利を収めた。
第5試合はAブロック公式戦、ランス・アーチャー（1勝0敗）とバッドラック・ファレ（1勝0敗）の巨漢対決。両者は場内を揺るがすド迫力のモンスターファイトを展開。邪道が介入するも、アーチャーは排除し、ファレに豪快なチョークスラムを炸裂。最後はEBDクローで3カウントを奪った。
この結果、Aブロックはオカダ、KENTA、アーチャーが二連勝で1位を併走。棚橋、飯伏、ザックは開幕二連敗に。
第4試合は7.15札幌のBブロック公式戦で対峙する内藤哲也（0勝1敗）とタイチ（0勝1敗）が、それぞれ鷹木信悟（0勝1敗）&BUSHI、鈴木みのる&金丸義信とトリオを結成して激突。今年2月に札幌で内藤に敗れているタイチは、怨敵内藤に対して猛攻を見せる。鈴木がBUSHIをゴッチ式パイルドライバーで下したあと、タイチと内藤は不敵な笑みを浮かべてにらみ合った。
第3試合は7.15札幌のBブロック公式戦で注目の初シングルを果たす石井智宏（1勝0敗）とジェイ・ホワイト（0勝1敗）が、それぞれ矢野通（1勝0敗）&YOSHI-HASHI、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズとのトリオで対決。石井とジェイは一騎打ちを前につばぜり合いを展開。終盤、矢野が狙われるが、CHAOSはうまく相手チームを分断。最後は矢野がオーエンズに急所打ちからの丸め込みで勝利。
第2試合は7.15札幌のBブロック公式戦で対峙するジェフ・コブ（0勝1敗）とジョン・モクスリー（1勝0敗）が、それぞれ成田蓮、海野翔太を引き連れ前哨戦。今シリーズ、タッグを組む機会が多いモクスリー&海野は息の合った連携攻撃を披露。だが、最後はコブが海野をツアー・オブ・ジ・アイランドで圧殺。
オープニングマッチは7.15札幌のBブロック公式戦の前哨戦、ジュース・ロビンソン（1勝0敗）&トーア・ヘナーレ&辻陽太vs後藤洋央紀（1勝0敗）&本間朋晃&上村優也。後藤とジュースは短時間ながらも、気迫のこもった攻防を展開。ヤングライオンたちも威勢のいいファイトを見せるが、最後はヘナーレが上村をTOAボトムで葬った。
