29回目の『G1』がダラスで開幕!
黄金カードはオカダが棚橋に激勝!
注目のKENTAは飯伏を蹴殺!
SANADAはザックに技アリ勝利!
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写真協力/週刊プロレス
いよいよ29回目の“真夏の最強戦士決定戦”が幕を開ける。7月6日(土・現地時間)、アメリカ・テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで『G1 CLIMAX 29』が開幕戦を迎えた。Aブロックの公式戦5試合を中心に激闘が繰り広げられ、『G1』史上初となる海外大会は興奮の坩堝と化した。
メイン(第9試合)のAブロック公式戦では現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカと、棚橋弘至が激突。異国の地で実現した新日本の黄金カードに、場内は開始と同時にスタンディングオベーション。その期待に応えるように、両雄は熱のこもった攻防を展開。棚橋は『NEW JAPAN CUP』以降、封印していたハイフライフローを解禁し、最強王者攻略をはかる。追い込まれたオカダだったが、最後は執念のレインメーカーで逸材を粉砕した。
第8試合のAブロック公式戦は飯伏幸太と、注目の『G1』初参戦を果たすKENTAの対決。共にキックを得意とする両者は、ヒリヒリする打撃の応酬で削り合う。終盤、KENTAは飯伏の側頭部に戦慄の蹴撃4連発。そして最後はgo 2 sleepで飯伏を沈め、場内の片隅で柴田勝頼が見つめる中、価値ある一勝目をスコア。試合後、KENTAは飯伏の健闘を称え、抱擁を交わした。
第7試合はAブロック公式戦、SANADAvsザック・セイバーJr.。両者は場内が息を呑んで見つめる、至高のテクニック合戦を展開。目まぐるしく攻守が入れ替わる中、ザックは複合関節で相手にダメージを蓄積させる。だが、最後は丸め込み合戦の末、SANADAがオコーナーブリッジで技アリのフォール勝ち。
第6試合のAブロック公式戦はEVILvsバッドラック・ファレ。EVILはボディスラムへのトライをはじめ、真っ向から怪物退治に挑む。終盤、EVILの攻撃に巻き込まれるかたちでレフェリーが場外に落ちると、ファレは相手のお株を奪うイスでのフルスイングを食らわし、さらに急所攻撃。最後は豪快なバッドラックフォールで、EVILの息の根を止めた。
第5試合はAブロック公式戦、ウィル・オスプレイvsランス・アーチャー。今年の『NEW JAPAN CUP』でオスプレイに敗退を喫しているアーチャーは、のっけからフルスロットル。チョークスラムでテーブルクラッシュを披露すると、その後も体格差を見せつけるように怒涛の攻撃。オスプレイも機動力を活かして応戦するが、アーチャーは雪崩式のブラックアウトで動きを止め、EBDクローでフォール勝ち。故郷ダラスに錦を飾った。
結果、Aブロックはオカダ、KENTA、SANADA、ファレ、アーチャーが白星スタート。
第4試合は7.13大田のBブロック公式戦のダブル前哨戦として矢野通&ジュース・ロビンソン&獣神サンダー・ライガー組と内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI組が対峙。L・I・Jのチームワークが冴えるが、最後は策士・矢野が急所攻撃からの丸め込みでBUSHIからまんまとフォール勝ち。
第3試合では7.13大田のBブロック公式戦で激突する後藤洋央紀とジェイ・ホワイトが、それぞれYOSHI-HASHI、チェース・オーエンズをパートナーに前哨戦。BULLET CLUBはセコンドの外道が介入し、試合のペースを握る。だが、5.4福岡以来の復帰戦となった後藤が気迫あふれる攻撃を見せ、最後はオーエンズをGTR葬。
第2試合は7.13大田のBブロック公式戦で激突する石井智宏とジェフ・コブが、それぞれ海野翔太、成田蓮を引き連れて前哨戦。コブは得意の投げ技を次々披露し、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドで海野を料理。試合後、ヒートアップした石井とコブはエルボー合戦を繰り広げ、コブが鼻血を出す一幕も。
オープニングマッチは前IWGPジュニアタッグ王者のROPPONGI 3K(YOH&SHO)が、現IWGPタッグ王者のG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)と対決。RPG 3Kは小気味いい連携、スピードで階級越えの勝利を目指す。だが、一発の重さで勝るG.o.Dが、最後はスーパーパワーボムでYOHを撃沈。
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