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棚橋がオカダとの激闘を制して権利証防衛！
しかし、試合後に場内騒然の大波乱！
ジェイが棚橋とオカダを襲撃し、外道と結託！
IWGPジュニアヘビー新王者決定トーナメントは
KUSHIDAがBUSHIを破り10.8両国の決勝へ進出！
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9月23日（日）、兵庫・神戸ワールド記念ホールでビッグマッチ『DESTRUCTION in KOBE』が開催され、熱闘が続出。そして大会最後の大波乱に場内は騒然となった。
メイン（第9試合）では東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証を賭けて、保持者の棚橋弘至と挑戦者のオカダ・カズチカが激突。両雄の対決は今年三度目となり、ここまではオカダの1勝1引き分け。オカダを下してドームの舞台に進むと宣言している棚橋は、勝利の方程式としてヒザ攻めを繰り出すが、相手もヒザをターゲットに応戦。刻一刻と戦況が変わる中、オカダは危険度MAXの雪崩式ツームストンパイルドライバーを狙うも、棚橋は強烈な張り手で動きを止め、叩き落とすと同時にハイフライフロー。そこからさらに追撃のハイフライフローを二発見舞い、35分を越す死闘に終止符を打った。
試合後、ジェイが乱入して棚橋をKO。さらに同門であるはずのオカダも襲撃。するとYOSHI-HASHIがダッシュでリングに上がり、ジェイに攻撃。そして、自身と不協和音が鳴っていたオカダに近づくも、ジェイの逆襲に遭ってしまう。この混乱の最中に登場した外道は、なんとオカダにイス攻撃。そして、外道と結託したジェイは挑戦権利証を高々と抱え上げ、不敵な笑みを見せた。
第8試合では、長期欠場中の高橋ヒロムが返上したIWGPジュニアヘビー級王座の新王者決定トーナメント一回戦として、KUSHIDAとBUSHIが激突。互いを強く意識する両者は意地をぶつけあうように丁々発止の攻防を展開。終盤、BUSHIはレフェリーの死角をついて毒霧を発射。だが、KUSHIDAはBUSHIのコードブレイカーを受け止めると、そのままバックトゥザフューチャー二連発につないで激勝。10.8両国のトーナメント決勝に歩を進め、9.30ロスでのウィル・オスプレイvsマーティー・スカルの勝者と対戦することに。
第7試合は内藤哲也&EVIL&SANADA組vs鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&TAKAみちのく。抗争中のL･I･Jと鈴木軍はますますヒートアップ。とくに9.15広島で遺恨が生まれたEVILとザックは相手を激しい攻防を繰り広げる。試合はEVILが、TAKAをEVILで沈めて勝利を収めた。
第6試合はジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&トーア・ヘナーレ組とジェイ・ホワイト&YOSHI-HASHI&オスプレイ組による6人タッグ。終盤、ジェイのエルボーがYOSHI-HASHIに誤爆。試合はジェイがヘナーレをブレードランナーで下すも、YOSHI-HASHIと言い争いを繰り広げた。
第5試合はベストフレンズ（バレッタ&チャッキーT）とK･E･S（ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.）。9.17別府でK･E･Sに敗れているベストフレンズは、躍動感のあるファイトで立ち向かう。パワーにまさるK･E･Sは一発の重さでベストフレンズを追い詰めるが、バレッタはキラーボムを食らいつつも、一瞬のスキをついた丸め込みでスミスに殊勲の勝利をゲット。
第4試合は真壁刀義&本間朋晃&田口隆祐&吉田綾斗vs天山広吉&小島聡&永田裕志&中西学。攻守が激しく入れ替わった8人タッグは、終盤に吉田と永田がバチバチした真っ向勝負を展開。最後は永田がタイナーからのバックドロップホールドで吉田を仕留め、第三世代に勝利を呼び込んだ。
第3試合は獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク組がIWGPジュニアタッグ王者の金丸義信&エル・デスペラード組とノンタイトル戦で激突。鈴木軍タッグは入場時のライガー組を襲撃。その後も怒涛のファイトで追い込むも、最後は一瞬のスキをついてタイガーが金丸を飛びつき回転十字架固めで逆転フォール。試合後、ベテランタッグはベルト挑戦をアピールした。
第2試合は海野翔太&成田蓮組がROPPONGI 3K（SHO&YOH）にチャレンジ。若獅子コンビは相手のお株を奪う連携も繰り出して見せ場を作るが、ROPPONGI 3Kはうまく二人を分断。最後はYOHが成田をファルコンアローで料理した。
オープニングマッチは辻陽太vs上村優也の前座の名物対決。熱のこもった攻防の末、最後は辻が逆エビ固めを決めたところでタイムアップ。今回も時間切れ引き分けに終わり、決着はまた持ち越しとなった。
