戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING
- 日時
- 2016年10月10日(月) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9,671人(超満員)
MATCH REPORT
ドームのIWGP王座戦は両雄による初対決に!!
オライリーを下した柴田には、ノア潮崎、さらにEVILが対戦をアピール!
10月10日(月・祝)、東京・両国国技館で秋ビッグイベント『戦国炎舞-KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING』が開催された。
メインではIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが、プロレスリング・ノアの丸藤正道を相手に防衛戦。丸藤はエプロンサイドでのパイルドライバーや、切り裂くような逆水平チョップなど、厳しい攻めでオカダを追い詰めていく。しかし、オカダは不知火を変形のレインメーカー、さらに虎王をツームストンパイルドライバーで返すと、最後は掟破りのエメラルドフロウジョンからレインメーカーを叩き込んで激勝。初防衛に成功すると共に、『G1』公式戦でのリベンジを果たした。
セミでは東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証を賭けて、保持者のケニー・オメガと後藤洋央紀が激突。ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けた後藤は、ラフファイトでオメガを崩しにかかる。だが、オメガはセコンドのヤングバックスの介入をきっかけに挽回。後藤も持ち前のタフネスで、相手の破天荒な攻撃に対抗していくが、最後はオメガがVトリガーから片翼の天使につないで勝利。東京ドームでの王座戦に向けて歩を進めた。オメガはメイン終了後、リングに登場し、オカダに宣戦布告。オカダも応戦し、視殺戦を展開した。
第7試合ではNEVER無差別級王者で、この一戦が胸椎負傷からの復帰戦となる柴田勝頼が、reDRagonのカイル・オライリーを迎撃。共に蹴りと関節技を得意とする両者は、殺気あふれる攻防を展開。最後は柴田がPKから、相手の左腕もロックしてのスリーパーで絞め落とし、レフェリーストップ勝ち。試合後、ノアの潮崎が登場。柴田とにらみ合いを展開し、一騎打ちの機運が高まった。だが、潮崎が退場したあと、EVILが柴田の背後から現れ、EVILでKO。NEVERのベルトを掲げて、挑戦をアピールした。
第6試合ではKUSHIDA棚橋弘至&マイケル・エルガン&KUSHIDA&ジェイ・リーサルの新日本本隊&ROHの連合軍が、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのフルメンバーと総力戦。試合中、KUSHIDAが左腕を負傷し、戦線離脱。しかし、エルガンが奮闘し、内藤をエルガンボムで沈め、インターコンチ挑戦をアピール。その試合後、L・I・Jは手負いのKUSHIDAを痛めつけ、BUSHIは「次はIWGPジュニアの挑戦者はオマエを指名するよ。それでできるんならな」とアピール。
第5試合はIWGPタッグ王者組のブリスコブラザーズ(マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン)と、前王者組のゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が、ベルトを賭けて対決。試合はブリスコブラザーズのドゥームズデイ・デバイスをしのいだトンガ組が、ゲリラ・ウォーフェアでベルトを奪還。その試合後、石井が乱入するも、ブリスコブラザーズはゲリラ・ウォーフェアで返り討ちにした。
第4試合ではヤングバックス(マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン)の保持するIWGPジュニアタッグ王座に、現NEVER無差別級6人タッグ王者でもあるリコシェ&デビッド・フィンレーが挑戦。挑戦者組は二冠目指して躍動するも、王者組もハイレベルなコンビネーションで応戦。フィンレーの健闘が目立ったが、最後はヤングバックスがモア・バング・フォー・ユア・バックで王座防衛に成功した。
第3試合で天山広吉&小島聡&永田裕志&中西学の第三世代カルテットが、潮崎豪&マイバッハ谷口&中嶋勝彦&マサ北宮のノアの精鋭たちと、団体の威信を賭けた対抗戦。それぞれが意地をぶつけ合った熱戦は、潮崎が豪腕ラリアットで中西を撃沈。試合後も両軍は激しくやりあい、さらに遺恨を深めた。
第2試合では真壁刀義&本間朋晃&田口隆祐&ボビー・フィッシュ組と矢野通&邪道&ロッキー・ロメロ&バレッタ組が激突し、本間がロメロにこけしでフォール勝ち。試合後、ゴング前から真壁を挑発していた矢野が、GHCタッグベルトを掲げてアピール。そこに真壁が殴りかかり、乱闘騒ぎに。
また、第0試合ではテレビアニメ『タイガーマスクW』放送記念スペシャルマッチとして、タイガーマスクWvsレッドデスマスクが行なわれ、体格に勝るレッドデスマスクに苦戦を強いられるも、打撃と空中殺法に活路を見出したタイガーが、タイガードライバーでフォール勝ちを収めた。
RESULT
- 道標明GMがナマ歌で登場!【キンプロ表彰式】
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第0試合 20分1本勝負
テレビアニメ「タイガーマスクW」放送記念スペシャルマッチ-
タイガーマスクW
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レッドデスマスク
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
- 試合後、真壁が矢野を相手に場外乱闘!?
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第3試合 30分1本勝負
NJPW vs NOAH スペシャル8人タッグマッチ - 試合後、第3世代とNOAH勢が大乱闘!
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第4試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合- (チャレンジャー)
- (第48代チャンピオンチーム)
12分47秒 モア・バング・フォー・ユア・バック→片エビ固め
※ヤングバックスが2度目の防衛に成功 -
第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (第71代チャンピオンチーム)
- (チャレンジャーチーム)
13分57秒 ゲリラ・ウォーフェア→体固め
※ジェイ&マークが防衛に失敗。トンガ&ロアが第72代チャンピオンチームとなる。 - 試合後、石井が乱入!タマ兄弟に向かっていくが、ゲリラ・ウォーフェアの前にノックアウト!
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第6試合 30分1本勝負
スペシャル8人タッグマッチ - 試合後、BUSHIがパイプ椅子でKUSHIDAをKO!BUSHIは次期挑戦者に、担架で運ばれたKUSHIDAを指名!
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第7試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合- (第12代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
18分09秒 レフェリーストップ
※柴田が3度目の防衛に成功 - 試合後、潮崎がNEVERのベルトに挑戦表明!だが、柴田は潮崎を追い返すと、背後からEVILが柴田を襲撃!ベルト挑戦をアピール!
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第8試合 60分1本勝負
東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦- (チャレンジャー)
- (権利証保持者/G1 CLIMAX 26優勝者)
21分52秒 片翼の天使→エビ固め
※オメガが権利証の防衛に成功 -
第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第65代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
28分00秒 レインメーカー→片エビ固め
※オカダが初防衛に成功 - ケニーがオカダに宣戦布告!! IWGP王者は「レヴェルが違うんだよ!」と一刀両断!!