棚橋が“天才”丸藤を下し、怒涛の4連勝!!
なんと石井が死闘の末、オカダに劇的勝利!!
8月6日(土)大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で、『バディファイト presents G1 CLIMAX 26』が開催。この日はチケットがソールドアウトの大盛況の中、Aブロック公式戦5試合が行われた。
第5試合は、ともに2勝4敗同士。もう負けられないSANADAとタマ・トンガの初シングル。試合は一進一退。たがいの必殺技を読み合ったが、最後はスピーディーな攻防から、タマが狙い澄ましたガンスタンを炸裂。待望の 3勝目を上げた。
第6試合は、4勝2敗の真壁刀義と、3勝3敗のバッドラック・ファレの対戦。試合はヘビー級らしいド迫力の真っ向勝負。ラリアットの相打ちなどで場内を沸かせたが、最後はファレがスピアーから、グラネードを爆発させて4勝目をゲットした。
第7試合は、2勝4 敗と厳しい状況の天山広吉と、3勝3敗の後藤洋央紀が対戦。天山は気迫の試合運びも、勝負をかけたムーンサルトプレスは不発!
終盤も、ヘッドバッド連射など粘った天山だったが、最後は後藤のGTRの前に敗戦。後藤は貴重な4勝目を獲得した。
第8試合は、5勝1敗と首位独走中のオカダ・カズチカと、2勝4敗と後がない石井智宏が注目の“CHAOS”同門対決。試合は、序盤からエンジン全開、気迫満点の石井が場内を沸かせまくる。
終盤、石井はなんと掟破りのツームストンパイルドライバー! さらに強烈なラリアットから、必殺の垂直落下式ブレーンバスターを爆発させ、“IWGPヘビー級王者”オカダから劇的勝利。オカダは開幕戦以来の2敗目。石井は値千金の3勝目を獲得した。
第9試合は、4年ぶりとなる棚橋弘至vs丸藤正道、新日本vsノア“エース”対決。試合は、丸藤の強烈な逆水平チョップで、棚橋の胸が赤く腫れ上がる激しい展開。
丸藤のスピーディーな打撃や虎王に、再三苦しめられた棚橋だったが、最後は、スリング・ブレイドから、ハイフライフロー2連発で大逆転勝利!! 棚橋は優勝戦線に残る4勝目を獲得。
マイクを握った「棚橋弘至が、大阪に、帰ってきたぞ〜〜!」とひと吠え。「ちょっくら2連覇してきます!」とキッパリ。
場内から「棚橋、サイコ—!」が巻き起こる中、最後は「じゃあ、最後に! 大阪のみなさ〜ん、愛してま〜す!」と超満員札止めの『G1』大阪大会をシッカリ締めくくった。