HONOR RISING:JAPAN 2016
- 日時
- 2016年2月19日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,367人
MATCH REPORT
2月19日(金)東京・後楽園ホールで、ROHのトップレスラーが大挙参戦する『HONOR RISING:JAPAN 2016』2 DAYSの初日が開催された。
世界にその名を轟かせている獣神サンダー・ライガーとマット・サイダルのビッグネームコンビは、田口隆祐とダルトン・キャッスルの異色タッグと対戦。孔雀ボーイズ(金光輝明&川人拓来)率いるキャッスル組のパフォーマンスが場内を沸かすが、試合はサイダルがエアサイダルで宙を舞ってキャッスルにフォール勝ち。
ROHのフロントとしても辣腕を振るうデリリアスは、外道と玄人好みのシングルマッチ。両者、観る者を引きこむレスリング合戦の末、デリリアスが変型十字架固めで3カウントを奪取。
KUSHIDAは昨年の『WORLD TAG LEAGUE』にも出場したフランキー・カザリアンと激突。体格で勝るカザリアンのパワーに苦戦を強いられたKUSHIDAだが、グラウンドで挽回すると最後はこだわりのホバーボードロックでギブアップ勝ち。
マイケル・エルガン&ムース&棚橋弘至&本間朋晃の“新日本&ROH混合カルテット”は、バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&高橋裕二郎&コーディ・ホールのBULLET CLUBと激突。両軍入り乱れる大混戦の末、話題の巨漢ファイター、ムースがスピアーでコーディを料理。
柴田勝頼&reDRagon(カール・オライリー&ボビー・フィッシュ)の格闘色の強いトリオは、ケニー・オメガ&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンと対峙。攻守が激しく入れ替わるテクニック合戦となるが、最後はオメガが片翼の天使でオライリーを撃沈。明日のNEVER無差別級6人タッグ王座戦に向けて気勢を上げた。
ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコのROHの看板タッグは、前IWGPタッグ王者のカール・アンダーソン&ドク・ギャローズと注目の激突。互いにコンビプレーを駆使した好勝負は、ブリスコブラザーズがアンダーソン組をうまく分断し、マークの変形ネックブリーカーからジェイのダイビングエルボーに繋いで激勝。
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHIは、ROH世界王者のジェイ・リーサルと内藤哲也の越境タッグと対戦。リーサル組はBUSHIとEVILの乱入で優位に立つと、最後はリーサルがリーサル・インジェクションでYOSHI-HASHIに勝利。試合後、内藤とリーサルは固く握手、今後の展開に注目が集まる。
メインではROH世界TV王者のロデリック・ストロングが、石井智宏を相手に防衛戦。試合は石井が持ち前のタフネスでストロングの技を受け切り、最後は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して完勝。日本人初のROH世界TV王者となった。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 20分1本勝負
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第4試合 20分1本勝負
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第5試合 30分1本勝負
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柴田 勝頼
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ニック・ジャクソン
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ボビー・フィッシュ
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マット・ジャクソン
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カイル・オライリー
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ケニー・オメガ
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第6試合 30分1本勝負
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マーク・ブリスコ
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ドク・ギャローズ
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ジェイ・ブリスコ
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“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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第7試合 30分1本勝負
- 内藤&EVIL&BUSHIとリーサル&マルティニが意気投合!
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第8試合 60分1本勝負
ROH世界TV選手権試合- (チャンピオン)
- (チャレンジャー)
20分07秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
※石井が新王者となる。