Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2015年9月11日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,587人(満員)
MATCH REPORT
『Road to DESTRUCTION』第6戦の後楽園ホール大会。今回も9月23日(水・祝)岡山&9月27日(日)神戸というふたつの『DESTRUCTION』へ向け、激しい前哨戦が繰り広げられた。
第2試合には、9・23岡山でNWA世界Jr.ヘビー級王者スティーブ・アンソニーに挑戦するタイガーが登場。獣神サンダー・ライガーとのコンビで田中翔&ジェイ・ホワイトと対戦し、チキンウィングフェースロックで田中を一蹴した。すると試合後、ライガーがタイガーへタイトル奪取のエールを送り、自分が次期挑戦者になることを宣言。これでさらに鋭気がみなぎったタイガーは、ライガーとファンに勝利を約束した。
第4試合に登場したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカは、桜庭和志と異色タッグを結成。タマ・トンガ&コーディ・ホールと対戦し、レッドインクでホールに完勝。10月12日(月・祝)両国国技館で行われるAJスタイルズとの防衛戦に“死角なし”を見せつけた。
第5試合は、9・27神戸で行われる東京ドームIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦・棚橋弘至vsバッドラック・ファレ、9・23岡山で行われるIWGPタッグ選手権試合カール・アンダーソン&ドク・ギャローズvs天山広吉&小島聡、IWGP Jr.ヘビー級選手権試合KUSHIDAvsケニー・オメガの4重前哨戦。
開幕戦では天山&小島がアンダーソン&ギャローズを圧倒してタイトルマッチへこぎつけたものの、今回はその流れが逆転。アンダーソンが小島にガンスタン、ギャローズが天山にハングマンズヌース、ファレが棚橋にグラネード、オメガがKUSHIDAにジャンピングニーアタックを食らわせ、最後はアンダーソン&ギャローズがマジックキラーで小島を葬った。
セミファイナルは、9・23岡山で行われるNEVER無差別級選手権試合・真壁刀義vs飯伏幸太、9・27神戸で行われるスペシャルシングルマッチ柴田勝頼vs内藤哲也のダブル前哨戦。それぞれが激しい攻防を展開する中、終盤に柴田が内藤をスリーパーホールドで捕獲。そのまま絞め続けると、レッドシューズ海野レフェリーが試合をストップする衝撃の結末となった。一方、真壁と飯伏は試合後も激しい番外戦を繰り広げ、さらに遺恨を深めた。
メインイベントは、9・27神戸のIWGPインターコンチネンタル選手権試合・後藤洋央紀vs中邑真輔の前哨戦。2人のつばぜり合いはもちろん、それぞれのタッグパートナーである本間朋晃と石井智宏も真っ向からやり合う好勝負となった。
終盤は本間と石井の対決となり、本間が勝負を懸けたこけしを石井が回避。直後に中邑がスライディングボマイェを見舞うと、石井がスライディングラリアットで続く。それでも本間は持ち前の粘りを見せるが、最後は石井が垂直落下式ブレーンバスターで轟沈した。