バディファイトPresents G1 CLIMAX 25

日時: 2015年8月1日(土) 15:30開場 17:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 4,523人

MATCH REPORT

「討ち取ったり!」まさに歴史的大勝利…!!

“IC王者”後藤が“IWGP王者”オカダを下す!!　

“復帰戦”中邑は、石井に劇的勝利で2勝目!!

8月１日（土）『バディファイト presents G1 CLIMAX 25』8大会目となる大阪府立体育会館大会が開催、Bブロック公式戦が行われた。

まず、試合前に7.26広島大会から欠場していた、中邑真輔が復帰することが尾崎アナウンサーからアナウンス。既報どおり、中邑vs石井の公式戦が行われることに。

第5試合では、小島聡vs高橋裕二郎が対戦。今宵も“女性同伴”で入場した裕二郎。終盤、完璧に小島のラリアットが決まるも、裕二郎セコンドのコーディ・ホールがレフェリーを場外へ引きずってカット。これで悪どく逆転した裕二郎はマイアミ・シャインで2勝目獲得（2勝2敗＝4点）、小島は3敗目（1勝3敗＝2点）。

第6試合は、永田裕志vsカール・アンダーソンの対戦。敬礼ポーズで挑発、脇腹を狙うアンダーソンに永田は大苦戦。中盤、白目式腕固めで反撃した永田だったが、最後はバックドロップをガンスタンに切り返したアンダーソンが3勝目ゲット（3勝1敗＝6点）。永田は厳しい3敗目（1勝3敗=2点）。

第7試合、本間朋晃vsマイケル・エルガンは、ともに得意のブレーンバスター披露。中盤、驚異のパワー殺法を発揮するエルガンに場内は騒然！本間もこけしアタックで反撃も、こけしは自爆。最後は、スパイラル式の必殺・エルガンボムで『G1』直接初勝利（2勝2敗＝4点）を上げたエルガン。本間はいまだ勝ち星なし（0勝4敗＝0点）。

第8試合では、本日が復帰戦となった中邑真輔vs石井智宏。左ヒジにサポーターを付けた中邑に、「そんなもんか？」と挑発していく石井。中邑はキックを武器に石井と真っ向勝負。終盤、石井の猛攻を食らいついて返していく中邑。

一方、石井もボマイエ攻勢を切り返していったが、最後はランドスライドからの正調ボマイェ炸裂で、中邑は2勝目を獲得（2勝2敗＝４点）、石井は連勝ストップの初黒星（3勝1敗＝6点）。試合後は、静かに手を握りあった両雄だった。

メインイベントは、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカvsIWGPインターコンチネンタル王者の後藤洋央紀による“チャンピオン対決”が実現。試合は、終盤、たがいの必殺技が激しく交錯する目まぐるしい展開に。オカダがジャーマン2連発で追い込めば、後藤は裏昇天を爆発!!　

しかし、後藤が怒涛の大技攻勢が上回り、昇天・改を炸裂して、インターコンチネンタル王者がIWGPヘビー級王者に歴史的な勝利。

試合後は「討ち取ったり〜〜！」とひと吠え。『G1』優勝宣言から、「万歳三唱」で場内から大声援を浴びた。これで後藤は（3勝1敗＝6点）、オカダは初黒星（3勝1敗＝6点）となった。

また、この日は、翌日の愛知大会のAブロック公式戦で対戦する前哨タッグが行われ、第2試合では、天山広吉と飯伏幸太、真壁刀義と内藤哲也が対峙。ブーイング渦巻く中、内藤は今夜も制御不能スタイルで、真壁と天山を存分に挑発。

第3試合では柴田勝頼とバッドラック・ファレが激しく激突。第4試合では、棚橋弘至と矢野通が挑発合戦を行った。