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地元で天山が大攻勢も、棚橋が逆転の2勝目!!
制御不能が加速する内藤に、柴田がPK勝利!
『バディファイト presents G1 CLIMAX 25』の第3戦は、Aブロックの公式リーグ戦となった、7月24日（金）京都市武道センター大会。
第5試合では、飯伏幸太がドク・ギャローズと2度目の対戦。体格差のあるギャローズのファイトに苦しんだ飯伏だったが、最後は、ギャローズが高く抱え上げた勢いを利用して電光石火の前方回転エビ固め。飯伏が3カウントを奪い、『G1』初勝利を挙げた。
第6試合では、かつて激しい抗争を繰り広げた真壁刀義がバッドラック・ファレとひさびさの対戦。たがいに譲らないパワフルな真っ向勝負で場内を沸かせたが、終盤にはファレの必殺バッドラックフォールが爆発！ 真壁は無念の１敗目となってしまった。
第7試合では、矢野通がAJスタイルズと昨年の『G1』に続いての対戦。試合巧者同士の一戦は、めまぐるしく両者がペースを奪い合う好勝負に。終盤は、スニーキーな矢野ワールドが展開したが、一瞬のスキからカーフキラーを決め、AJが逆転のタップ勝利で2連勝。
第8試合では、内藤哲也と柴田勝頼が待望の初シングル。この日も黒スーツにマスクで登場の内藤は、その姿のまま試合スタート。不敵すぎるファイトに場内は大ブーイング＆一部から「帰れ」コールも発生。
これに柴田もブチキレモードで反撃し、たがいの意地むき出しファイトに場内熱狂。最後は、PKで勝利した柴田だったが、内藤も強烈な存在感を残してみせた。
第9試合は、これまたひさびさの顔合わせとなった棚橋弘至vs天山広吉。京都出身の天山に声援が集まる中、棚橋はキラーモードで攻勢。中盤、場内を味方に付けた天山も怒涛の反撃に出て、一進一退。
終盤、アナコンダマックスで、勝利にあと一歩と迫った天山だったが、棚橋がハイフライフローで逆転勝利して、2勝目マーク。この後、場内のムードが一変し、勝利のエアギターを3連発。最後は「じゃあ、ちょっくら優勝してきます！」とマイクし、京都でもキッチリ“愛”を叫んだ棚橋だった。
この日も、翌日の7月25日（土）高松大会で実現する公式戦を絡めた前哨タッグ戦が行なわれ、第1試合で小島聡とマイケル・エルガン、第2試合で石井智宏と高橋裕二郎、第3試合で、後藤洋央紀とカール・アンダーソン、第4試合でオカダ・カズチカと本間朋晃、中邑真輔と永田裕志が激しく交錯した。
