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「みなさん、これがCHAOSです！」
オカダが“同門”石井を下し単独首位!
中邑は裕二郎に貫禄勝利で4勝目!!
8月7日、『バディファイトPresents G1 CLIMAX 25』の12大会目となる静岡・アクトシティ浜松大会が開催、この日はBブロックの5試合が行なわれた。
第5試合では、永田裕志vsマイケル・エルガンの初シングル。パワフルなエルガンに永田は打撃で真っ向勝負。バックドロップで攻勢に出る永田に、コーナーへ投げっぱなしパワーボム、エルガンボムで激勝したエルガンは4勝目（4勝2敗＝8点）、永田はなんと5敗目マーク（1勝5敗＝2点）。
第6試合の本間朋晃vsカール・アンダーソンは、果敢に突き進む本間をファンがバックアップ。ラリアット等で勝機を掴むが、回転式ガンスタンで逆襲するアンダーソン。めまぐるしい展開の中、トップロープからのこけしをガンスタンで切り返したアンダーソンが4勝目（4勝2敗＝8点）、本間は無念の6連敗（0勝6敗＝0点）。
第7試合では、小島聡vs後藤洋央紀。ともに無骨なファイトで互角に対峙した両者。後藤が回天を出せば、小島は垂直落下式ブレーンバスター。ラリアットと頭突きが交錯して、一進一退。最後は、裏昇天→昇天・改の必勝コンボで後藤が快勝して、4勝目（4勝2敗＝8点）で首位戦線に踏みとどまった。一方の小島は厳しい4敗目（2勝4敗＝4点）
第8試合は、中邑真輔vs高橋裕二郎。今宵は女性同伴でなかったものの、中邑の入場時の決めポーズ時を襲撃した裕二郎。試合でも中邑の負傷箇所を攻めるなどスニーキーな裕二郎スタイルをキープ。
終盤、中邑はボマイェのバリエーションを的確に打ち分け、粘る裕二郎を正調ボマイェで撃破。手堅く4勝目獲得（4勝2敗＝8点）。裕二郎は、4敗目（2勝4敗＝4点）となった。
メインイベントは、オカダ・カズチカvs石井智宏。CHAOS同門対決であり、ともに4勝1敗同士の両者。石井は強烈なチョップとケンカ殺法でオカダにチャージ。
オカダもジワジワと反撃に出るが、絶対に引かない石井が主導権を握る。オカダのレインメーカー狙いも頭突きで反撃の石井は勝利まであと一歩、しかし最後は、オカダのジャーマン→レインメーカーの黄金リレーの前に轟沈。
オカダは、Bブロックの単独トップとなる5勝目獲得（5勝1敗＝10点）、石井は悔しい2敗目（4勝2敗＝8点）。試合後、オカダは「石井さん、またやりましょう」「みなさん、これがCHAOSです！」とマイク。
これを受けた外道が「『G1』制覇まであと4つだな？ 今後は、誰一人、寄せ付けねえ！」と改めて優勝宣言し、浜松の夜を締めくくった。
また、この日も翌日の横浜大会で対戦するAブロック選手の前哨タッグ戦が行なわれた。第2試合では内藤哲也と矢野通。第3試合では、天山広吉とAJスタイルズ、真壁刀義とドク・ギャローズ、飯伏幸太とバッドラック・ファレが対峙。
第4試合では、棚橋弘至と柴田勝頼が意地むき出しで対戦。なお、この日もタイガーマスクは欠場、獣神サンダー・ライガー選手が代打出場し、ファンの歓声を集めた。
