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中邑真輔、起死回生の腕十字爆発!
後藤にタップ勝利で猛追の3 勝目!
オカダ、石井が4勝目で首位タイへ!!
『バディファイト presents G1 CLIMAX 25』の第10戦は、8月4日（火）宮城・仙台サンプラザホール大会にてBブロックの公式リーグ戦5戦が行なわれた。
第5試合はマイケル・エルガンvs高橋裕二郎。裕二郎はおなじみのダンサー・MAOちゃんとリングイン。中盤から、エルガンのパワーファイトが炸裂。粘る裕二郎を最後は、投げっぱなしパワーボムから、エルガンボムで勝利（3勝2敗＝6点）。裕二郎は3敗目（2勝3敗＝4点）。
第6試合は、全日本プロレス時代の先輩後輩関係である小島聡vs本間朋晃。試合は、臆することなく攻め込んだ本間が互角の攻防を展開。終盤、こけしロケットをラリアットを粉砕した小島。最後は、完璧なラリアットで完勝。小島は2勝目を獲得（2勝3敗＝2点）。本間はいまだ勝ち星なし（0勝4敗＝0点）
第7試合の永田裕志vs石井智宏は、またもタフでゴツゴツした試合に。石井は永田の痛めた脇腹も容赦なく攻撃しペースを掴む。終盤、たがいの技をハイスピードで繰り出す展開に場内熱狂。最後は、石井が垂直落下式ブレーンバスターを爆発させての劇的勝利で4勝目（4勝1敗＝8点）マーク。永田は4敗目（1勝4敗＝2点）を喫した。
第8試合は、Bブロックで3勝同士のオカダ・カズチカvsカール・アンダーソン。たがいを知り尽くした両者、この日もアンダーソンは変幻自在のガンスタン殺法で幻惑。オカダも要所で大技を決めていくが、ぺースを掴みきれず。終盤、強烈なツームストン、必殺のレインメーカーがヒット。オカダは4勝目（4勝1敗＝9点）ゲットで石井と首位タイへ。アンダーソンは2敗目（3勝2敗＝6点）。
第9試合は、7.5大阪城ホールのリマッチとなる、後藤洋央紀vs中邑真輔。後藤は中邑の負傷している左ヒジを非情の集中攻撃でペースを握る。しかし、中邑もキックを駆使して反撃。垂直落下式牛殺しなど怒涛の攻勢にもカウント２、中邑は起死回生の飛びつき腕ひしぎ逆十字固めをズバリ。
この体勢のまま、後藤の腕を極めた中邑が後藤に執念のタップ勝利。これで中邑は首位グループを猛追する3勝目（3勝2敗＝6点）、後藤は悔しい2敗目（3勝2敗＝6点）となった。マイクを握った中邑は「殿の首、いただき…!!」とマイクし、「イヤァオ！」を連呼して、大会を締めくくった。
この日は、8月5日（水）岩手大会のAブロック公式戦の前哨タッグ戦が行なわれ、柴田勝頼と矢野通が対峙。第3試合では内藤哲也と飯伏幸太が感情むき出しでやり合う場面も。第4試合では、真壁刀義とAJスタイルズ、棚橋弘至とドク・ギャローズ、天山広吉とバッドラック・ファレが対戦した。
第１試合はタイガーマスクの欠場で田口隆祐とデビッド・フィンレーのシングル戦が実現している。
