KING OF PRO-WRESTLING
- 日時
- 2014年10月13日(月) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9,100人(超満員札止め)
MATCH REPORT
“秋の本場所”として開催されたビッグイベント『KING OF PRO-WRESTLING』両国国技館大会。関東地方へ超大型台風が接近する悪天候の中、9,100人(超満員札止め)もの大観衆が詰めかけた。
初登場のNWA世界Jr.ヘビー級王者チェーズ・オーエンズは、挑戦者のBUSHIに完勝。試合後、NWAのブルース・サープ社長が獣神サンダー・ライガーを次期挑戦者に指名し、ライガーも堂々と受けて立った。
天山広吉&小島聡が保持するNWA世界タッグ王座には、ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.が挑戦。終盤、小島のラリアットが天山に誤爆してしまい、アーチャー組がキラーボムで小島を轟沈した。試合後、なんと天山と小島が仲間割れを起こし、場内が不穏が空気に包まれた。
IWGP Jr.タッグ選手権試合3WAYマッチは、実力伯仲のKUSHIDA&アレックス・シェリー、ロッキー・ロメロ&アレックス・コズロフ、マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンが手に汗握る好勝負を展開。最後はKUSHIDAがジャパニーズレッグロールクラッチでマットを押さえ込み、王座を守り抜いた。
田口隆祐vsエル・デスペラードのIWGP Jr.ヘビー級選手権試合は、TAKAみちのく&タイチの試合介入を跳ね除け、田口がアンクルホールドでデスペラードを料理。しかし、試合後はTAKAとタイチが田口を襲い、さらなる遺恨を生んだ。
高橋裕二郎vs石井智宏のNEVER無差別級選手権試合は、熱戦の末に石井が垂直落下式ブレーンバスターで高橋を撃破。6月29日後楽園ホールのリベンジを果たし、王座を奪回した。
中邑真輔&YOSHI-HASHIvs後藤洋央紀&柴田勝頼は、中邑と柴田がヒートアップ! 柴田がPKでYOSHI-HASHIを仕留めると、中邑がIWGPインターコンチネンタル王座の次期挑戦者に指名した。
セミファイナルは、オカダ・カズチカvs内藤哲也の東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦。この一戦は両者の持ち味が発揮された熱戦となり、最後はオカダがレインメーカーで勝利を収めた。
メインイベントのIWGP選手権試合AJスタイルズvs棚橋弘至は、GFW代表のジェフ・ジャレットが試合介入し、棚橋を窮地へ追い込む。ところが、元新日本プロレスで今年6月にWWEを退団したヨシタツが突如として現われ、得意のキック攻撃でJJを迎撃。これで息を吹き返した棚橋が、ハイフライフロー2連発でAJを下し、約1年半ぶりにIWGP王者へ返り咲いた。
試合後、2015年1月4日東京ドームのIWGP戦で激突することになった棚橋とオカダが対峙。オカダが「あなたのようなくすんだ太陽じゃ、この新日本プロレスは照らせません」「沈んでもらいますよ」などと言って棚橋を挑発する。
しかし棚橋は、「おまえにカネの雨が降らすことができても、太陽にはなれない。なぜだかわかるか!? ・・・俺がいるからだ!」と、きっちりやり返した。
RESULT
- 両国で第11弾を先行発売!【キンプロ表彰式】
-
第1試合 30分1本勝負
スペシャル8人タッグマッチ -
第2試合 60分1本勝負
NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合- (チャレンジャー)
- (チャンピオン)
07分02秒 パッケージドライバー→エビ固め
※オーエンズが防衛に成功 -
第3試合 60分1本勝負
NWA世界タッグ選手権試合- (チャンピオンチーム)
- (チャレンジャーチーム)
11分22秒 キラーボム→エビ固め
※テンコジが5度目の防衛に失敗。K.E.Sが新王者に。 -
第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ -
第5試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ- (第38代チャンピオンチーム)
- (チャレンジャーチーム)
18分56秒 後方回転足折り固め
※TIME SPLITTERSが3度目の防衛に成功 -
第6試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合- (第69代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
12分12秒 アンクルホールド
※田口隆祐が初防衛に成功 -
第7試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合- (チャレンジャー)
- (第4代チャンピオン)
17分48秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
※高橋裕二郎が2度目の防衛に失敗。石井智宏が新王者に。 -
第8試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ -
第9試合 60分1本勝負
東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦- (権利証保持者/G1 CLIMAX 24優勝者)
- (チャレンジャー)
19分17秒 レインメーカー→片エビ固め
※オカダ・カズチカが権利証を防衛。1.4東京ドームでIWGPヘビー級王座に挑戦が決定。 -
第10試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (チャレンジャー)
- (第60代チャンピオン)
27分04秒 ハイフライフロー→片エビ固め
※AJスタイルズが3度目の防衛に失敗。棚橋弘至が新王者に。 - 新IWGP王者・棚橋をオカダが激しく挑発!「くすんだ太陽には沈んでもらいますよ」【エンディング】