Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2013年9月14日(土) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
MATCH REPORT
『Road to DESTRUCTION』第6戦・後楽園ホール大会。9月29日の神戸決戦『DESTRUCTION』へ向け、熾烈な主導権争いが繰り広げられた。
9・29神戸で行われる8人タッグマッチの前哨戦となった第4試合は、プリンス・デヴィット率いるBULLET CLUBがラフファイトで畳み掛け、勝利を強奪。チームリーダーの真壁刀義を大いに悔しがらせた。
第5試合は、9・29神戸で行われるIWGPインターコンチネンタル戦・中邑真輔vsシェルトン・X・ベンジャミン、シングルマッチ矢野通vs鈴木みのるのダブル前哨戦。試合開始直後から矢野が鈴木をおちょくり続け、終盤にはペットボトルの水を頭からブチまける。勝負度外視で激怒した鈴木がスリーパーホールドで矢野を絞め落とし、ベンジャミンはペイダートで中邑をKO!壮絶な幕切れとなった。
セミファイナルは、棚橋弘至&獣神サンダー・ライガーvsタマ・トンガ&レイ・ブカネロのCMLL世界タッグ戦。メキシコルールで行われたこの一戦は、トンガ組にBULLET CLUBメンバーが加勢。無法乱入を繰り返したあげく、ライガーから勝利を強奪した。
試合後、なおもBULLET CLUBがライガーと棚橋をいたぶると、真壁とキャプテン・ニュージャパンが救出。両陣営の遺恨がさらに深まった。
メインイベントは、9・29神戸で行われるIWGPヘビー戦オカダ・カズチカvs小島聡、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級選手権試合・内藤哲也vs田中将斗のダブル前哨戦。
白熱した攻防が続く中、最後は小島とオカダの一騎打ちとなり、オカダがレインメーカーを発射。しかし、小島が回避して後頭部へラリアットを叩き込み、ショートレンジラリアットで激勝を収めた。
文句なし勝利を収めた小島は、この日がちょうど43歳の誕生日。オカダに対して「プロレスは年齢じゃねぇんだよ。ハートが一番大事なんだよ!」と言い放つと、「全国のアラフォーの人たちのために!絶対に、チャンピオンベルト、獲っちゃうぞバカヤロー、オイ!!」と高らかに咆哮した。