LOCK UP
- 日時
- 2007年8月19日(日) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 東京・新木場1st RING
- 観衆
- 385
MATCH REPORT
「LOCK UP」史上最大のビッグマッチだった7月29日後楽園ホール大会から約3週間。「LOCK UP」はその原点である“生誕の地”新木場1st RINGに凱旋した。
今回の注目ポイントは、まずセミファイナルの矢野通vsマンモス佐々木。アパッチプロレス軍の至宝WEWヘビー級王座を矢野から奪還することを誓った佐々 木は、試合開始前から奇襲攻撃を仕掛けて先制。だが、矢野は石井智宏を試合に介入させてペースを掴むと、場外乱闘で佐々木を大流血に追い込む。それでも 佐々木は驚異的なタフネスぶりを見せ、串刺しラリアット、ネックハンギングボムなどで逆襲。しかし最後は、矢野がレフェリーのブラインドを突いた“頭脳 的”イス攻撃で佐々木を葬った。試合後、矢野に挑発された佐々木は、アパッチのリングでのリベンジを宣言。両者の遺恨を深刻化させる恰好となった。
メインイベントでは、長州力が越中詩郎と飯塚高史を従えてG・B・H討伐に出陣。これに対し、天山広吉&真壁刀義&本間朋晃は、長州、蝶野正洋、スー パー・ストロング・マシン、獣神サンダー・ライガーらと結託した“裏切り者”越中を容赦なく潰しにかかる。何度も場外戦が繰り広げられる大荒れの展開の 中、劣勢を強いられる越中。しかし、持ち前のド根性で天山に逆襲するなどして一歩も引かない。
その後、飯塚が本間をスリーパーホールドで仕留めて試合は終了するが、1度火がついた両軍は収まらない。一触即発の挑発合戦は、今後の“大嵐”を予言しているかのようだった。