NJPW 40th anniversary Tour BEST OF THE SUPER Jr. XIX 〜The door to the glory〜
- 日時
- 2012年6月10日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,050人(超満員札止め)
MATCH REPORT
後楽園ホールに超満員のファンを集めて開催された『BEST OF THE SUPER Jr.XIX』決勝大会。熾烈なリーグ戦を勝ち抜いた4強が、最後の激闘を繰り広げた。
準決勝第1試合の田口隆祐vsPACは、今回もPACが驚異的な空中殺法で畳み掛ける。だが、360°シューティングスタープレスを自爆に追い込んだ田口が、どどんを完璧な形で決めて快勝を収めた。
続く準決勝第2試合は、プリンス・デヴィットvsロウ・キー。IWGP Jr.ヘビー級王座をめぐる闘いでもしのぎを削っているライバル対決は、今回も好勝負となる。ところが、中盤にデヴィットの膝に故障が発生し、そこをロウ・キーがシャープシューターで非情に攻め立て、レフェリーストップ勝ちという意外な結末となった。
こうして、決勝戦は田口vsロウ・キーという顔合わせとなる。そんな中、ロウ・キーが持ち前のハードな攻撃を連発し、田口を次第に追い詰めて行く。しかし、捻りを加えたファイヤーバードスプラッシュをかわした田口が、タイガースープレックスホールド、どどん、どどんスズスロウンと畳み掛け、ついに初優勝を決めた。
また、6月16日大阪『DOMINION 6.16』の前哨戦も行われ、第7試合の6人タッグマッチでは、棚橋弘至が石井智宏をハイフライフローで料理する。ところが、試合後にオカダ・カズチカが襲い掛かり、ツームストンパイルドライバー、レインメーカーで棚橋を完全KO。王座奪回に暗雲がたちこめた。
第6試合で行なわれた真壁刀義vs鈴木みのるの前哨戦は、タイチが獣神サンダー・ライガーのマスクを破壊し、素顔を半分までさらけ出す大暴走! そして、ライガーとタイガーマスクが狙っているIWGP Jr.タッグ王座挑戦に言いがかりをつけ、自分とTAKAみちのくが王者になると宣言した。
さらに、第5試合で行なわれたIWGPタッグ選手権試合の前哨戦は、矢野通と飯塚高史が、天山広吉と小島聡をKO。そして、矢野が2人の動きを封じた上で、キャプテン・ニュージャパンのコスチュームをハサミで切り裂く暴挙! マスクとアンダータイツのみという無残な姿にしてしまった。もはや怒りが頂点に達したテンコジは、『DOMINION 6.16』での報復を宣言した。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 時間無制限1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr.XIX 準決勝戦10分38秒 どどん→エビ固め
※田口が決勝戦に進出。 -
第4試合 時間無制限1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr.XIX 準決勝戦-
プリンス・デヴィット
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ロウ・キー
08分50秒 シャープシューター
※ロウ・キーが決勝戦に進出。 -
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第5試合 30分1本勝負
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第6試合 30分1本勝負
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第7試合 30分1本勝負
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第8試合 時間無制限1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr.XIX 決勝戦17分01秒 ミラノ作どどんスズスロウン→エビ固め
※田口が「BOSJXIX」を制す。 - 田口が悲願の『SUPERJr.』初制覇!ロウ・キーに挑戦表明!/優勝セレモニー