NEW JAPAN × Zepp “SMASH!”
- 日時
- 2008年5月16日(金) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 愛知・Zepp Nagoya
- 観衆
- 550
MATCH REPORT
Zeppツアー2日目となった、5月16日Zepp Nagoya大会。セミファイナルに登場した飯塚高史は、邪道、外道とのトリオで、天山広吉、金本浩二、井上亘と6人タッグマッチで激突した。
飯塚はリングから離れた位置に陣取ってなかなか試合に参加せず、いつものように天山を全く相手にしなかった。しかし、試合終盤に入ると、右腕の三角巾を外 してアイアン・フィンガー・フロム・ヘル(鉄製グローブ)を露にし、天山、井上を地獄突きでKO。そして、井上をスリーパーホールド葬。前夜の大阪に続 き、“鉄爪”の破壊力を見せつけ、G・B・Hに白星をもたらした。
また、NO LIMITこと裕次郎&内藤哲也、岡田かずちかは、5番勝負2戦目に挑んだ。前IWGPヘビー級王者中邑真輔と対戦した岡田は、会場が地元ということもあ り気合十分の表情でリングイン。実兄やいとこといった家族、中学時代の恩師、地元のファンが見守る中でランニングネックブリーカードロップ2連発などを繰 り出して奮闘するが、フロントネックロックでギブアップ負け。それでも「たまたま負けただけだ。次、絶対に勝つから」とコメントし、5月20日仙台大会で の田口隆祐戦で5番勝負初白星をあげることを誓っていた。
真壁刀義&矢野通と対戦したNO LIMITは、内藤が大流血させられてピンチに陥ったが、矢野に合体技LIMIT LESS EVOLUTION(リミット・レス・エボリューション)を炸裂させるなど、現IWGPタッグ王者チームを追い詰めた場面も見られた。しかし、最後は百戦 錬磨のG・B・Hコンビに圧倒され、内藤が矢野の鬼殺しで沈んだ。
バックステージで「俺はこの一戦で分かったよ。俺らNO LIMITはヘビー級のタッグベルトさえも狙えるチームだ」とコメントした内藤。敗北を喫したものの、大きな自信を持った様子を伺わせていた。