NEW JAPAN × Zepp “SMASH!”
- 日時
- 2008年5月15日(木) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 大阪・Zepp Osaka
- 観衆
- 450
MATCH REPORT
新日本プロレス初の試みとなるZeppツアー「NEW JAPAN × Zepp“SMASH”」が遂に開幕。選手たちのレアなアイテムが出品されたチャリティーオークションや、照明&音響面でZeppの特性を生かした演出など、普段とは一味も二味も違った興行となった。
同ツアーの見どころの1つである、裕次郎、内藤哲也のNO LIMIT及び岡田かずちかの5番勝負は、双方とも健闘及ばず黒星スタート。“試練”という名の洗礼を、いきなり浴びる格好となった。
飯塚高史の裏切り行為によって、またしても孤立した天山広吉は、レジェンドと緊急合体し、G・B・Hを迎撃。般若のデザインが施された黒のニュータイツ、 右腕を三角巾でつるした状態で登場した飯塚は、怪我を理由に戦線へ加わろうとせず。リング下でじっと戦況を見つめていた。
試合は予想以上の大荒 れ模様となる中、“レジェンド連合”が得意の畳み掛けで勝負に出る。だが、G・B・Hが悪の連携で阻止すると、ここで飯塚が動く。試合権利のあった獣神サ ンダー・ライガーに背後から近づき、三角巾の下に忍ばせたアイアン・フィンガー・フロム・ヘル(鉄製グローブ)で地獄突き一閃。そのまま強引に押さえ込ん で、3カウントを奪取するや、天山にも同様に地獄突き。最後はスリーパーホールドで絞り上げて、リングを後にした。
当然の如く怒りの収まらない天山は、1対1での決着戦を叫ぶも、その声はむなしく響き渡るだけだった。