NEW JAPAN CUP 2011
- 日時
- 2011年3月20日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
- 観衆
- 5,500人(超満員)
MATCH REPORT
「NEW JAPAN CUP 2011」最終戦の尼崎大会。史上最大のトーナメントを勝ち抜いた4名強者が、準決勝戦で火花を散らした。
まずは第4試合で永田裕志と矢野通が激突。序盤は、矢野がいつもどおりのラフ殺法を駆使して試合の主導権を握る。しかし、永田が徐々に巻き返し、終盤では急所蹴りを回避。そして最後は、“隠し技”リバースナガタロックIIIで曲者の矢野を封じ込め、決勝戦に駒を進めた。
続く第5試合では、真壁刀義と中邑真輔が対決。決して相容れない両者の闘いは、これまでと同じように激しいものとなる。そして、中邑の打撃に耐え抜いた真壁が、ボマイェを袈裟斬りチョップで迎撃し、パワーボム、キングコングデスバレーボムに繋ぐ。だが、続いてのキングコングニードロップをかわした中邑が、コーナー2段目からのボマイェで逆転。最後は“正調”ボマイェで真壁にとどめを刺し、決勝戦進出を果たした。
こうして、永田vs中邑という顔合わせになった決勝戦は、お互いの打撃技が激しく交錯する熱戦となる。そんな中、中邑は永田の決め技であるバックドロップ(ホールド)をことごとく封じ、勝利への執念を見せる。
しかし永田は、ボマイェを放つ中邑の膝に非情の攻撃を見舞い、頭部へのキック、バックドロップに繋ぐと、最後はバックドロップホールドで3カウント奪取。2007年以来4年ぶり2度目となる「NEW JAPAN CUP」優勝を遂げ、ファンと一緒に歓喜の敬礼を決めた。
なお、第7試合で行なわれたIWGP Jr.タッグ選手権試合は、王者組のプリンス・デヴィット&田口隆祐が、TAKAみちのく&タイチを撃破。新日本Jr.制圧を目論むTAKAの野望を打ち砕き、2度目の防衛に成功した。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 20分1本勝負
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第4試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2011」準決勝戦07分27秒 リバースナガタロックIII
※永田裕志がNJC決勝戦に進出。 -
第5試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2011」準決勝戦09分55秒 ボマイェ→片エビ固め
※中邑真輔がNJC決勝戦に進出。 -
第6試合 30分1本勝負
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第7試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合- (第28代チャンピオンチーム)
- (チャレンジャーチーム)
16分27秒 ブラディサンデー→片エビ固め
※田口&デヴィット組が2度目の防衛に成功。 -
第8試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ -
第9試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2011」決勝戦14分44秒 バックドロップホールド
※永田裕志がNJC2011優勝。 - 永田が4年ぶり2度目の「NJC」制覇!優勝セレモニー