DESTRUCTION’10
- 日時
- 2010年10月11日(月) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 8800
MATCH REPORT
秋の両国国技館で開催された「DESTRUCTION’10」。メインイベントでは、IWGPヘビー級王者・真壁刀義に、「G1 CLIMAX XX」優勝者の小島聡(フリー)が挑戦した大一番。史上初の“外敵「G1」覇者”となった小島が、これも史上初となる“外敵二冠王”の野望に燃え、暴走王者に襲い掛かった。
戦前、真壁から罵詈雑言を浴びせられて怒り心頭になった小島は、「お前(真壁)の得意な試合でやってやる」という予言どおり、テーブルやイスを使ったラフ攻撃を見せる。当然、真壁も報復に出て、試合はいきなり大荒れの様相となる。
だが、中盤からは力と力のぶつかりあいとなり、お互いが惜しみなく得意技を連発。頂上決戦にふさわしい白熱した攻防が繰り広げられる。そんな中、勝負の流れを左右したのはお互いが得意とするラリアットだった。
真壁が袈裟斬りチョップでラリアットを阻止すれば、小島もラリアットでラリアットを迎撃。直後にキングコングハンマー、ジャーマンスープレックスホールドで反撃した真壁は、助走をつけてとどめのラリアットを放つ。しかし、一瞬早く小島がウエスタンラリアットを炸裂させ、ついに真壁を撃破。
今年5月のフリー転向からわずか5ヶ月。新日本プロレスの頂点に立った小島は、次期挑戦者に中邑真輔を指名した。
第5試合では、IWGP Jr.タッグ選手権試合が行なわれ、プリンス・デヴィット&田口隆祐のApollo 55に、飯伏幸太&ケニー・オメガのゴールデン☆ラヴァーズ(DDTプロレスリング)が挑戦。国技館を揺るがす大熱戦の末、飯伏がフェニックススプラッシュでデヴィットから3カウント奪取。新日本Jr.の至宝は、DDTへと流出。試合後、防衛戦について聞かれた飯伏は「川でやりたい」と真剣な表情で訴えるのだった……。
このほか、第4試合のTAJIRIvs矢野通は、高度な読み合いの末にTAJIRIが矢野を上回って勝利。クセモノ対決を制した。また、第7試合では、後藤洋央紀が“宿命のライバル”中邑真輔を撃破。さらに第8試合では、棚橋弘至が、下克上を叩きつけた内藤哲也を返り討ちにした。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 30分1本勝負
獣神サンダー・ライガー帰国第1戦 -
第4試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第5試合 60分1本勝負
IWGPJr.タッグ選手権試合- (第26代王者組)
- (挑戦者組)
15分05秒 フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め
※挑戦者組が第27代王者組となる - 「G1 TAG LEAGUE」出場チーム決定! 棚橋はTAJIRIと合体! 中邑のパートナーはピューダー!
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第6試合 30分1本勝負
NJPWvsNOAH スペシャルタッグマッチ -
第7試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第8試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第54代王者)
- (挑戦者)
19分12秒 ラリアット→片エビ固め
※挑戦者が第55代王者となる - 二冠王を達成した小島が、次期挑戦者に中邑を指名!/勝利者セレモニー