G1 CLIMAX XX 〜20th Anniversary〜

日時: 2010年8月15日(日) 14:30開場 15:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 11000

MATCH REPORT

20周年の「G1」を制したのはフリーの小島聡!! 史上初の快挙を達成し、IWGP王者・真壁への挑戦を表明!! 　いよいよ最終決戦を迎えた「G1 CLIMAX XX」。両国国技館に集まった11,000人の大観衆の熱気が充満する中、運命のゴングが鳴らされた。
　
　史上最大級の大混戦となった今年のリーグ戦。Aブロックは、真壁刀義、中西学、プリンス・デヴィットの3人が8点で並び、それを7点の棚橋弘至が追うという展開。一方のBブロックは、後藤洋央紀、永田裕志、中邑真輔、潮崎豪、小島聡という5人が8点で同率。各自とも、この日の試合で勝利することが決勝進出の絶対条件という過酷な状況となった。
　
　そんな中、第1試合に出場した永田が、高橋裕二郎に痛い負けを喫し、V戦線から脱落。続く第2試合では、中邑と潮崎が一歩も引かず、痛恨のフルタイムドローに終わる。そして第3試合では、接戦の末に小島が後藤を撃破。勝ち点を10に伸ばし、優勝戦進出を決めた。
　
　続いて第4試合では、Jr.戦士として初の決勝戦進出がかかっていたデヴィットを、矢野通が鏡割で粉砕。さらに第5試合では、絶好調をキープしていた中西を、内藤哲也が前方回転エビ固めで下した。そして、第6試合では真壁と棚橋が対決し、激しい技の応酬から棚橋が後方回転羽折り固めで勝利。優勝決定戦へのキップを手に入れ、メインイベントで小島と対峙することとなった。
　
　試合は、棚橋が小島のウィークポイントである左肘を集中攻撃。序盤の展開を支配する。これに対し小島は、執拗な脚攻撃を敢行。棚橋の動きを完全に封じると、得意のパワー殺法で流れを引き戻す。
　
　終盤は、お互いの得意技が飛び交う激戦となり、ダルマ式ジャーマン、ドラゴンスープレックスホールドをしのいだ小島が、ラリアットで棚橋を轟沈。「G1」20年目の歴史上初となる新日本プロレス所属選手以外の優勝という快挙を達成した。
　
　試合後の優勝インタビューで「まだ、ここのリングでやり残したことがある」と語った小島は、真壁の持つIWGPヘビー級王座への挑戦を表明。最後は「真壁のベルト、獲っちゃうぞ、バカヤロー!!」と絶叫して大歓声を浴びた。

RESULT

第1試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

05分28秒　ムーンサルトプレス→片エビ固め

試合詳細を見る

第2試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

中邑真輔

Warning: in_array() expects parameter 2 to be array, string given in /home/web/www.njpw.co.jp/public_html/wp-content/themes/njpw-pc-sc/functions.php on line 945
Warning: in_array() expects parameter 2 to be array, string given in /home/web/www.njpw.co.jp/public_html/wp-content/themes/njpw-pc-sc/functions.php on line 945

潮崎豪