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新日本プロレス上半期の総決算「DOMINION 6.19」。超満員5,500人の大観衆を集め、大々的に開催された。
第4試合では、左肩肩鎖関節負傷で欠場中だった中邑真輔が。“格闘戦士”ダニエル・ピューダーとの復帰戦で危なげなく勝利。試合後は、“前王者のリマッチ権”を行使し、IWGPヘビー級王座へ挑戦することを表明した。
第5試合では、シングル戦2勝2敗1分の後藤洋央紀と田中将斗が、6度目の一騎打ちを敢行。後藤が昇天・改で田中を沈め、長きに渡った抗争に決着をつけた。
第6試合は、永田裕志＆井上亘（王者組）vs高橋裕二郎＆内藤哲也（挑戦者組）vsジャイアント・バーナード＆カール・アンダーソン（挑戦者組）の「IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ イリミネーションルール」。完全決着を目的に設定された新ルールの試合を闘い抜き、バッドインテンションズが初戴冠を果たした。
第7試合のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合は、「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」優勝者のプリンス・デヴィットが、プロレスリング・ノアの強豪・丸藤正道を撃破。ついにJr.の至宝が新日本へ戻った。
セミファイナルの「スペシャルシングルマッチ ルーザー・ボールド・ルール」は、棚橋弘至が矢野通の反則攻撃を跳ね除けて勝利し、さっそく髪の毛をバリカンで剃り落とそうとする。しかし、矢野は飯塚の手を借りて抵抗し、救援に入ったKUSHIDAをも返り討ちにしてしまう。すると、この絶体絶命のピンチにKUSHIDAの師匠であるTAJIRIが登場！ 思わぬ援軍を得た棚橋は息を吹き返し、怨敵の髪の毛を剃り落とした。
メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合は、王者・真壁刀義がプロレスリング・ノアの潮崎豪に勝利。試合後には「つまんねぇだろ？ 枠にとらわれたレスラーなんてよ」と“暴走言語”全開で勝利者インタビューに答えた。
そして真壁は、新IWGP Jr.王者のデヴィットをリングに呼び入れ、「これから新日本の大逆襲が始める!!」と高らかに宣言。超満員のファンを熱狂させた。
