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後藤が「NJC」2連覇を達成し、天下取りに王手！ 狙うはIWGP王者・中邑の首！ 毎年恒例のナンバーワン決定トーナメント「NEW JAPAN CUP」。最終戦の尼崎大会で、真壁刀義、内藤哲也、後藤洋央紀、田中将斗（ZERO1）の4人が、最強の座をかけて激突した。
まずは、第3試合で真壁と内藤が対決。2回戦で棚橋弘至を撃破して波に乗る内藤は、その一戦を再現するように真壁の膝を徹底攻撃。序盤の展開を支配する。 だが、フィニッシュを狙ったスターダストプレスはかわされて不発。ここから追い上げた真壁が、スパイダージャーマンからのキングコングニードロップで内藤 を下した。
続く第4試合では、後藤と田中が一騎打ち。相性の悪い相手とも言える田中に対し、後藤は積極的な攻撃を見せる。だが、田中 は要所要所で持ち前のパワーを発揮。スライディングDを炸裂させて後藤を追い込む。それでも後藤は、田中のお株を奪うスライディングラリアットで流れを引 き戻し、昇天・改で勝利。決勝戦へ駒を進めた。
そして迎えた「NEW JAPAN CUP 2010」決勝戦。タフネスでならす荒武者と暴走キングコングが、真っ向からぶつかり合う白熱の攻防が展開された。終盤には計9発のラリアットが飛び交う シバキ合いも勃発。そんな中、勝利への執念を見せた後藤が、低空ドロップキック、牛殺し、ラリアットと繋ぎ、最後は昇天・改で真壁を撃破。見事、「NEW JAPAN CUP」2連覇を達成した。
試合後、そんな後藤の前にIWGPヘビー級王者・中邑真輔が登場。「4月4日（後楽園ホー ル）、俺のIWGPに挑戦して来い。その勢いを消すなよ」と上から目線で挑発した。すると後藤は、「お前だけには！ 絶対に負けねぇ」と断言。ずっと追い続けて来た同期のライバルから、至宝を奪い去ることを誓った。
Circuit2010 NEW JAPAN CUP 〜The Perfect Generalist〜
- 日時
- 2010年3月22日(月) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
- 観衆
- 5500
