フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords,New Laws〜
- 日時
- 2009年8月8日(土) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 4500
MATCH REPORT
波乱の幕開けとなった「G1 CLIMAX 2009」は、広島サンプラザから“関西の聖地”大阪府立体育会館へと闘いの場を移し、“大阪2連戦”の初日を迎えた。
今年1月4日東京ドーム大会より開戦したプロレスリング・ノアとの対抗戦において、2度タッグで対戦し1勝1敗の中邑真輔と杉浦貴が、遂にシングルで激突 した。意地と技術が激しく交錯する息をもつかせぬ攻防は、中邑がこだわりの膝蹴りで競り勝ち、無傷の2連勝をマークした。
また、「G1」初制覇 の野望に燃える真壁刀義は、昨日の広島大会でIWGPヘビー級王者の棚橋弘至を破って意気上がる大森隆男の軍門に下り、いきなりの足踏み。一方、星の上で は中邑、大森と同じく2連勝の天山広吉だが、“怨敵”飯塚高史の反則フルコースで完全KOされ、明日からの公式リーグ戦に不安が残る結末となった。
そして、“ディフェンディングチャンピオン”の後藤洋央紀は、永田裕志に敗れてまさかの開幕2連敗。決勝トーナメント進出に早くも黄色信号が灯り、いよいよ後が無くなった。
黒星発進となった棚橋は、この日もジャイアント・バーナードに大苦戦。それでも、バーナード必殺のバーナードライバーを寸でのところで切り返して、勝ち点2を獲得。王者のプライドで優勝戦線に踏みとどまり、ここからの巻き返しを誓った。