DOMINION 6.20
- 日時
- 2009年6月20日(土) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 5800
MATCH REPORT
特別大会として開催された6月20日「DOMINION 6.20」大阪府立体育会館。メインイベントでは、第51代IWGPヘビー級王者・中西学が、初防衛戦を行なった。
中西は、挑戦者で前王者の棚橋弘至の膝攻めに苦しみながらも、“野人殺法”全開でリング上を自分のカラーに染め、V1達成を手繰り寄せようとした。
しかし、棚橋はアルゼンチンバックブリーカーを何度極められようともギブアップせず、ヘラクレスカッター、大☆中西ジャーマンなどの大技でも中西にピン フォールを奪わせなかった。「王座に返り咲きたい」という意地で中西に勝り、投げっ放しドラゴンスープレックス→ハイフライフロー2発で野人王者を轟沈。 リターンマッチをものにし、約1ヵ月半ぶりにベルトを手元に戻した。
この日、2戦組まれた「新日本プロレスvsプロレスリング・ノア」の対抗戦では、現GHCヘビー級王者・潮崎豪が新日本マット初参戦。横綱相撲をとって、若手有望株の岡田かずちかを撃破した。
そして、今や対新日本の中心人物となっている“方舟の壊し屋”杉浦貴は、過去2度タッグマッチで対戦している後藤洋央紀と初一騎打ち。「G1 CLIMAX 2008」と「NEW JAPAN CUP 2009」で優勝し、“春夏連覇”の快挙を成し遂げた“荒武者”を仕留め、IWGPヘビー次期挑戦を表明した。
メインイベント終了直後、「あのさ、次の防衛戦、俺とやんねぇのかコラ!」と杉浦にケンカを売られた棚橋は、「オイ、杉浦! いつでもやってやるよ」と、受けて立つ姿勢を見せた。再び頂点に君臨した新王者の新たな闘いの幕を開けそうだ。
また、IWGPタッグ選手権試合では、チーム3Dがジャイアント・バーナード&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソンを下し、3度目の防衛に成功。ワールドクラスの名タッグチームが、またその実力を見せつけた。
RESULT
- IWGPタッグ選手権試合調印式
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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大森 隆男
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平澤 光秀
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吉江豊
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S・S・マシン
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第3試合 30分1本勝負
IWGP Jr.タッグ王座挑戦者決定戦13分13秒 どどん→エビ固め
※田口、デヴィット組が次期挑戦者に決定 -
第4試合 時間無制限1本勝負
マスカラ・コントラ・マスカラ(敗者マスク剥ぎマッチルール) -
第5試合 30分1本勝負
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第6試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ NJPW vs NOAH Battle diffusions I-
潮崎 豪
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岡田かずちか
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第7試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合 ハードコアマッチルール- (第52代王者組)
- (挑戦者組)
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ブラザー・ディーボン
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“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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ブラザー・レイ
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ジャイアント・バーナード
18分04秒 机へのスーパーパワーボム→エビ固め
※王者組が3度目の防衛に成功 -
第8試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ NJPW vs NOAH Battle diffusions II -
第9試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ Dominion’s Scepter -
第10試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (第51代王者)
31分18秒 ハイフライフロー→片エビ固め
※棚橋が第52代王者となる