Circuit2009 NEW JAPAN BRAVE
- 日時
- 2009年4月29日(水) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 広島・広島産業会館 西展示館
- 観衆
- 1320
MATCH REPORT
九州地区を熱くした闘いの炎が、本州へ飛び火。広島で「NEW JAPAN BRAVE」第10戦が開催された。
5月3日「レスリングどんたく2009」で、IWGPヘビー級選手権試合を行なう王者・棚橋弘至と挑戦者・後藤洋央紀は、この日も前哨戦で激突。プリンス・デヴィット、獣神サンダー・ライガーをぞれぞれパートナーに従え、激しくぶつかり合った。
試合は、ここのところ絶好調ぶりを見せているライガーの活躍もあり、手に汗にぎる白熱の展開となる。そんな中、リープフロッグを狙ってジャンプしたデ ヴィットをキャッチした後藤が、そのまま牛殺しを敢行。そして最後は、昇天・改をさく裂させ、粘るデヴィットから3カウントを奪取。17分25秒の熱戦を 制した後藤に、広島のファンから大きなコールが送られた。
試合後、後藤は「今、ここで宣言する。5月3日、俺がベルトを獲る。『愛してます』は言いません。目指すは天」とマイクアピール。そして、広島と深い縁があるというライガーも「広島、愛してま〜す!」とノリノリでマイクアピールを行なった。
すると、この展開に対抗意識を燃やしたのか、棚橋も再びリングに登場。後藤をリングに呼び入れ、「この(IWGPヘビー級)ベルトは誰にもやらねぇ!」と 言い放った。これに対し後藤は「そのベルトは俺がいただく」とだけ言い残して退場。頂上決戦に向け、静かな闘志を燃やしていた。