ザックが飯伏からタップアウト勝ちをスコア!
SANADAは“矢野ワールド”を完全攻略!
棚橋とジュースが明日の準決勝を前に心理戦!
3月15日(木)、東京・後楽園ホールで『NEW JAPAN CUP 2018』第6戦が行なわれ、トーナメント二回戦二試合を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン(第7試合)は『NJC』トーナメント二回戦として、飯伏幸太とザック・セイバーJr.が激突。ザックはまるで魔術のように次から次へと難解な関節技を繰り出し、相手を翻弄。飯伏も打撃で活路を見出そうとするが、ザックはねちっこいグラウンドでダメージを蓄積させていく。最後はザックが変形のアームバーで粘る飯伏の動きを止め、レフェリーストップ勝ち。内藤に続いて飯伏もザックの軍門に下った。
第6試合の『NJC』トーナメント二回戦ではSANADAと矢野通が対決。矢野は丸めこみで短期決戦を狙うも、SANADAは冷静に対処。矢野の急所蹴りを阻止すると、相手のお株を奪う急所蹴りからSkull Endでギブアップ勝利を収めた。メインと第6試合の結果を受けて、3.18浜松の『NJC』準決勝ではザックとSANADAが対峙することに。
第5試合は3.16後楽園での『NJC』準決勝で対峙する棚橋弘至とジュース・ロビンソンが、マイケル・エルガンとトリオを結成。オカダ・カズチカ&石井智宏&チャッキーT組と対峙した。試合中、棚橋とジュースのあいだには不穏な空気が漂う。ジュースがチャッキーにパルプフリクションで勝利したあとも、両者は視殺戦を展開した。
第4試合では内藤哲也&BUSHI&高橋ヒロム組と鈴木みのる&金丸義信&エル・デスペラード組が激突。鈴木軍はダーティファイトを交えながらL・I・Jを苦しめる。とくに鈴木は内藤の右ヒザを徹底攻撃。これに対して内藤も徹底抗戦するが、試合は鈴木がBUSHIをゴッチ式パイルドライバーで撃沈した。
第3試合はバッドラック・ファレ&高橋裕二郎&タンガ・ロア&チェーズ・オーエンズ組とランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.&飯塚高史&タイチ組の8人タッグ。スタートから場外戦に突入し、大荒れ模様となった一戦は、K.E.Sがキラーボムでオーエンズを仕留めた。
第2試合では負傷欠場中だった真壁刀義が復活。トーア・ヘナーレとのタッグで、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と対峙。真壁は気合のこもったファイトで復調ぶりを見せるも、試合はYOSHI-HASHIがヘナーレをバタフライロックで屈服。
オープニングマッチではデビッド・フィンレーが成田蓮を引き連れ、岡倫之&海野翔太組と対峙。若獅子たちの血気盛んな戦いは、デビッドがPrima Noctaで岡を料理。