Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2008年11月5日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1900
MATCH REPORT
史上最大級の規模で開戦した「G1 TAG LEAGUE」は、プロレス界イチ泣かせるタッグチーム、テンコジこと天山広吉&小島聡の劇的優勝で幕を閉じた。
もつれにもつれたリーグ戦を象徴するかの如く、勝ち点7で並んだ中邑真輔&後藤洋央紀とジャイアント・バーナード&リック・フーラーが、 決勝トーナメント最後のイスを懸けて第1試合で激突。DETONATORSの圧力を凌ぎ続けたRISE N×Gが、フーラーを押さえ込んで勝利。遂に4強が出揃った。
そして、決勝戦に進出したのは、中西学&吉江豊の猛攻をギリギリのところで耐え抜いたテンコジと、決勝トーナメント1番乗りを果たした現IWGPタッグ王者の真壁刀義&矢野通であった。
反則、乱入、悪の限りを尽くして今シリーズも中心に居座り続けたG・B・H。唯一の生き残りとなった真壁&矢野は、準決勝でこの日2試合目となる中 邑&後藤と激突。後藤がセコンドとして現れたバーナードに気を取られた隙に、中邑へ総攻撃を開始。後藤もエプロンへのバーナードボムを浴びて沈黙 し、最後は合体キングコングニードロップで粘る中邑を粉砕した。
G・B・Hの悪行は決勝戦でも健在だった。立会人の山本小鉄、星野勘太郎、さらにはレッドシューズ海野レフェリーの退場要求を受けて、セコンド勢は退散するも、真壁、矢野は場外戦を巧みに利用し、小島、天山の順に大流血に追い込む。
さらには、海野レフェリーがダウンしている隙に、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着した飯塚高史が天山に地獄突き。飯塚は一目散に撤退し、MVPに最大のチャンスが訪れる。
しかし、今年1年苦しみ抜いた天山が、最後の最後までカウント3を許さず。蘇生した小島が渾身のラリアットで2人を後退させると、最後は天山が矢野に TTDから奥の手アナコンダクロス。7年ぶり2度目のG1タッグ制覇を果たした瞬間、超満員のファンで埋め尽くされた聖地・後楽園ホールは爆発的な歓声に 包まれた。
RESULT
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第1試合 時間無制限1本勝負
G1 TAG LEAGUE 決勝トーナメント進出決定戦- (Aブロック2位)
- (Aブロック2位)
11分22秒 ジャーマンスープレックスホールド
※中邑組が準決勝第2試合に進出 -
第2試合 20分1本勝負
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第3試合 時間無制限1本勝負
G1 TAG LEAGUE 決勝トーナメント 準決勝第1試合- (Aブロック1位)
- (Bブロック2位)
10分45秒 ラリアット→片エビ固め
※天山組が決勝戦に進出 -
第4試合 時間無制限1本勝負
G1 TAG LEAGUE 決勝トーナメント 準決勝第2試合- (Bブロック1位)
- (Aブロック2位)
11分49秒 合体キングコングニードロップ→片エビ固め
※真壁組が決勝戦に進出 -
第5試合 30分1本勝負
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第6試合 30分1本勝負
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第7試合 時間無制限1本勝負
G1 TAG LEAGUE 決勝戦- (Aブロック1位)
- (Bブロック1位)
23分56秒 アナコンダクロス
※天山、小島組が優勝