Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2008年10月18日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 埼玉・久喜市総合体育館
- 観衆
- 1500
MATCH REPORT
新日本プロレス“秋の最強タッグ決定リーグ戦”「G1 TAG LEAGUE」(以下G1タッグ)が遂に開幕。4チームを送り込んで新日本マット完全制圧を目論むG・B・Hが、歴史と伝統のタッグリーグに“悪の包囲網”を敷いた。
「G1タッグ」オープニングマッチに登場した邪道&外道は、10月13日両国大会でIWGP Jr.タッグ王座を奪取した若きチャンピオン裕次郎、内藤哲也を、老獪なテクニックで翻弄。勝負どころを逃さず、キッチリと勝ち点2を獲得した。
また、IWGPタッグとの二冠獲りを見据える真壁刀義、矢野通は、永田裕志、平澤光秀の青義軍と激突。平澤の奮闘もむなしく最後は力でねじふせるが、2人の役目はこれで終わりではなかった。
“大本命”のテンコジこと天山広吉、小島聡は因縁浅からぬ飯塚高史、石井智宏との初戦を迎えた。飯塚の襲撃を受け大流血に追い込まれた天山は、本間朋晃の 介入もあって、なかなか劣勢を挽回できず。小島のアシストで、ようやく飯塚をアナコンダバイスで捕らえる事に成功すると、本間がレッドシューズ海野レフェ リーを引き付けている間に、真壁、矢野が乱入。矢野がイス攻撃でカットし、真壁が追撃のチェーンラリアット。最後は飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ ヘルを装着しての地獄突きで連夜の猛牛狩り。G・B・H勢は全勝で“初日”を終えた。
そして、メインイベントにはG・B・Hとの抗争 で分が悪い展開を強いられている中邑真輔、後藤洋央紀のRISEコンビが出陣。金本浩二、井上亘との20分を越す総力戦をモノにし、「G1タッグ」制覇を 改めて宣言。IWGPに餓えた新世代の旗手は、武藤敬司からのIWGPヘビー級王座奪還をも視野に入れている。